宿泊した場所も今年新しくオープンしたホテルである。名前は「THE PENINSULA TOKYO」。
「THE RITZ-CARLTON TOKYO」も非常に興味があったが、「THE RITZ-CARLTON OSAKA」を何度か利用している為、今回は(運良く予約も取れたので)PENINSULAを選んだ。
クリスマスの為か、眩くライトアップされた木々(画像1)に囲まれたPENINSULAに辿り着いた。(画像2)
到着してまず目を惹いたのが「GRAFF」、「de GRISOGONO」、「Chantecler」の各ジュエリーブランド。残念ながら中に入る時間が無かった。しかしショーウィンドゥに展示されているジュエリーを見るだけでも非常に素晴らしい作品だと判った。
de GRISOGONOは時計も扱っているのか興味が有るので今度訪れたら是非店内も拝見したい。
回転ドアを潜った先のロビーは非常に広々としており、荘厳なシャンデリアと正体不明のオブジェがその存在感を一層強めている。(画像3)入口から左右にはテーブルがいくつも置かれ、カフェやディナーを嗜む異国の客が数多。別世界のような錯覚を受ける。
丁寧かつ、スマートなホテルマンの方々のお陰でストレス無くチェックインし部屋へ。私は8階に滞在となった。
キーは2本渡される。全部屋が全て同じ鍵なのに、電子キーなので登録された部屋しか開錠出来ないという仕組みだ。また、夜10時以降はこの鍵を使用しないとエレベーターが動かないというセキュリティの高さも良い。
客室も十二分に広かった。(勿論スイートルーム等ではない。)
広々としたベッドルームには2つのベッド。(画像4)大きなテレビと洗練されたシックなインテリア。(画像5)ドレッシングルームも広いので、荷物も楽に置く事が出来る。
そして、中でも気に入ったのがバスルームである。(画像6)非常にラグジュアリーで、リッチな気分が味わえる。バスルームの左右は一面鏡張りになっており、明るくそして広さを上手に演出している。合せ鏡に映る無限のライティングが幻想的で美しい。(画像7)
ドアに区切られ独立したシャワールームとトイレも嬉しい。テレビを見ながらゆったりとバスタイムを楽しんでいたのだが、油断した私のバスタイムを激写されてしまった。(画像8)
そして今回もホテル独特の煌びやかなプールに足を運んだ。(画像9)
雰囲気は「GRAND HYATT TOKYO」の方が少し上かもしれないが、店員のサービスが行き届いており、気持ち良く泳ぐ事が出来る。少々深めなのも良い。
こういったプールはそれぞれのホテルの特徴が出る部分のひとつだと思う。PENINSULAのプールはGRAND HYATT TOKYOより楽しかった。
GRAND HYATT TOKYOはシックな会員制といった感じでPENINSULAは洒落た憩いの場という感じだ。まあ、好みの問題だろう。
軽く汗を流し、良い具合で腹が減ってきた。夕食は折角なのでPENINSULAでと考えていた。因みにPENINSULAにはドレスコードが設定されている。つまりは定められた衣装でなければ店に入る事が出来ない。店の雰囲気を護る事と客の品位を上げるという効果があると思う。良い事だ。
「Peter」。ドレスコードはエレガントカジュアル。PENINSULA最上階である24階にあるレストラン&バー。独立した1階から直通の専用エレベーターからしかアクセスできない特別な店というイメージだ。
是非ともPeterでディナーをと思い行ってみるが、残念ながら予約で満席。予約をしていなかった事が本当に悔やまれた。
利用したのは、先程述べたロビーである。店の名前も「The Lobby」。PeterがPENINSULAの最上であるなら、The LobbyはPENINSULAの顔だろう。ドレスコードはスマートカジュアル。
生演奏が心地良く雰囲気も上々だ。料理はどれも非常に美味しく「THE PENINSULA CHAMPAGNE」というシャンパンも料理に良く合う。(画像10~15)
ところで、ドレスコードだが他にカジュアルと指定されている店がある。ではエレガントカジュアルやスマートカジュアルとはどういったものなのだろうか?
私の私的な意見だが、スマートカジュアルはシャツは襟付きで、ショートパンツや踵の無い靴以外。エレガントカジュアルはジャケット又はタイの着用義務といったイメージだが本当の所はどうだろう。
プールで泳ぎ風呂に入って感じる程良い疲労感と美味しい食事で満たされた満腹感。柔らかな心地良いベッドに入ると直に夢の中へと意識が向かった。
翌日、朝食は2階にある「Hei Fung Terrace」でビュッフェスタイルで頂いた。ドレスコードはThe Lobbyと同じくスマートカジュアル。中国江蘇省の蘇州の庭園様式をテーマとした空間は異国情緒が漂う。(画像16)
ビュッフェにも和洋食そして中華の品も揃えて有る。朝から中華というのはあまり経験が無かったが、美味しかった。
そして東京滞在2日目が始まった。次回へ続く。