前回の東京旅行が2006年7月8日なのでおよそ1年半位経っているのだが、前回の旅行時にはまだ存在していなかった新たな観光名所がいくつも出来ているので期待も膨らむ。
それでは13日の足跡を残そうと思う。
まず、富山空港までは自家用車で。富山は冷たい雨が降っている。東京は13日は曇りだが、翌日からは晴天となる予定だ。運が良い。
12時50分から13時55分までの約1時間のフライト。そこからモノレール等を乗り継ぎ千代田区有楽町まで。今回の宿泊ホテルにスーツケースを預ける。
それから銀座周辺を散策した。
まずは「木村屋」というパン屋を訪れた。昼食を兼ね有名な「酒種あんぱん」(小倉)を頬張る。(画像1)この木村屋が世界で初めて「あんぱん」を販売したらしい。歴史の重みと懐かしい味を楽しんだ。
次は「三越」に入ろうと思った矢先「L'OCCITANE」の専門店を発見した。(詳しいL'OCCITANEについては過去に投稿した「美容と健康」を参照)麗しい馨りに惹かれついつい中へ。中は私にとってハーレムであった。(当たり前か。)
嫁は「SHEA BUTTER HAND CREAM」を購入。(画像2)前回からかなり気に入っているようだ。この店舗は前回の東京旅行時には無かったようだ。
三越は、さっと流したが高級そうなモノが溢れていた。時間があればもっとじっくり見たいのだが、銀座では他に見たい店舗がある。
足が疲れてきたので、「PIERRE MARCOLINI」で一服した。アイスクリームの喫茶店とチョコレートの喫茶店それぞれが独立して併設されている変わった店だ。チョコレートの方は行列が出来ているので、私は迷わずアイスクリームを選んだ。こちらは冬だからか空いていた。
嫁は「ICE CREAM SANDWICH CAKE」(画像3)というチョコレートケーキでチョコレートアイスをサンドしたものを注文。私は「SPECIAL」のMARCOLINI ICECREAMチョコレートとアーモンドミルクの2種(画像4)を注文。非常に濃厚な味で甘いというよりほろ苦い感じで好感が持てた。
チョコレートが有名らしいのでとりあえず2人ともチョコレートアイスクリームを選んだが、いずれ普通のショコラも食べてみたいものだ。
さて、東京に行く事があるなら絶対に訪れたかった店舗に到着した。「Nicolas G.hayek Center」である。ここも今年オープンした。
「LA REINE DE NAPLES」の形状のゆったりとしたエレベーターは「Breguet」専用でBreguetの時計を眺めながら緩やかに上昇。Breguetのフロアに着く。富山でも見慣れた時計が並ぶ。残念ながら「Breguet NEW Tourbillon」の投稿で紹介したようなレアピースには出会えなかった。
だがジュエリー(「Breguet Jewellery」の投稿参照)やカフリンクスも取り扱っており物欲が刺激された。非常に興味深いカフリンクスが画像5のモデルである。なんと本当に実際の時計に使用される文字盤を作成し、デザインの良い部分をカフリンクスに使用する為にわざわざ切り抜いているという。よって基本的に同じモノが無い。無駄に凝った創りでBreguetらしい。
続いて4階へ上がる。4階は3つのブランドのブースがある。それぞれに気になるモデルがあった。
「JAQUET DROZ」には「londres1774」コレクションのひとつ「L'Origine」があった。(画像6)SSモデルで、JAQUET DROZで唯一100万円を切るモデルである。43mmというケースは非常に大きいが、綺麗に纏っておりあまり違和感を感じなった。個人的には40mmなら間違いなく皆に薦めるだろう。
「Glashütte ORIGINAL」は2種類のトゥールビヨンの他に店頭には飾っていなかった「PanoRetroGraph」を初めて手に取った。手巻きクロノグラフで一番欲しいモデルかもしれない。ゴング音も聞かせて頂いた。有難う。
「BLANCPAIN」は「FIFTY FATHOMS」の新作(画像7)を遂に見たがベゼルの美しさが素晴らしい。ダイバーズにこれほど高級感が出せるとは恐れ入った。更に、「Women Saint-Valentin Series」の投稿で紹介したバレンタイン限定モデルがなんと2モデルも展示されていた。無論購入も出来る。その内一つが、私と嫁一押しの2003年モデルだ。まだ残っている事にも驚いたが、正規新品の実物を見れるとは思わなかった。
最後に「OMEGA」の階に移動し、一通り眺めNicolas G.hayek Centerを後にした。
そして「THE HOUR GLASS」。時計店の中でもかなり特殊な部類の店舗である。年間数本しか製造されない超複雑時計等のレアピースを取り扱う。そういったタイムピースを購入出来る一部の顧客には非常に繋がりが深い店舗だ。
当然店員の時計に対する造詣も深く、話も面白い。しかし、私のような貧乏人には敷居が高かった。「DE WITT」や「PARMIGIANI FLEURIER」等の高額モデル、「VACHERON CONSTANTIN」の「Metiers d'Art Les Masques collection」等が鎮座。(画像8)
帰り道に「SWAROVSKI」のブティックで嫁用のネックレスを探すも気に入るモノが無かった。
そしてホテルに戻ったのである。次回に続く。