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今回のおやつは、とある雑貨屋で見つけたものだ。
最近雑貨屋や玩具屋等では、駄菓子等を集めたコーナーがあるところが増えてきている。昔懐かしい駄菓子を見ていると幼い記憶が甦るとともに、当時出来なかった大人買い等をしたくなる。まあ、思ってみてもなかなか駄菓子の大人買いは出来ないものだ。ここら辺はまだ、良識ある大人の範疇であった。(オマケ等のコレクションが絡んでくると良識がなくなる。)

何にしろ、私の年代でも小学生くらいまでかなりお世話になったものだ。
今回は記憶を辿って、小さい頃お気に入りだった駄菓子を何点か購入した。

写真上部に写っている巨大なモノ。当時はこんなものは無かったが、「よっちゃん食品工業株式会社」の新製品である。「よっちゃん」の商品はイカ等の珍味やツマミのようなものが多い。今回購入した「お札焼かま」もそのひとつだ。(約)縦290mm×横540mmという無駄に大きいところも魅力だ。魚肉すり身を唐辛子で味付け焼き上げた、程よい辛さが後引く子供のおやつにも大人の酒のツマミにも適した商品だ。ちぎって食べる。

写真下段右は、「UHA味覚糖」の「クリームソーダキャンディ」。これはかなり有名だと思う。他に「さくらんぼの詩」と「野いちごの小道」があるが、やはり一番のお気に入りはこのクリームソーダだ。ソーダと上に乗ったアイスクリームまで表現した絶妙な味だと思う。

その隣は、「共親製菓株式会社」の「共親の菓子 青リンゴ」。昔と変わらず爪楊枝が付いている。餅のようなソフトキャンディのような微妙な食感がたまらない。これも多くの種類があり、他にサイダー・コーラ・さくらんぼ・ぶどうが現在でも販売されている。このメーカーは他に似たような食感の「きびだんご」も販売している。今回は売ってなかったので購入していないが好きだった。

その隣が、「株式会社 丹生堂本舗」の「Bigコーラボトルグミ」。私はグミキャンディが好きで、昔からこのようなものをよく食べた。当たりくじ付きで、運が良ければ30円か60円の金券が当たる。はずれだった。駄菓子には昔からこういった金絡みの「当たりくじ」が多いと思うが殆どがこの会社の商品だ。(例えば「めざせまるきんチョコ」や「青リンゴフーセンガム」等)
コーラグミといえば、「明治製菓株式会社」から販売されていた「コーラアップ」を覚えておられるだろうか?当時はグミキャンディという名称がなく、ゼリーキャンディと呼ばれていたらしい。コーラのボトルや王冠(ボトルのキャップ)を模した形のグミキャンディだ。非常に美味しかった記憶がある。現在は販売されていないようだ。食べたい。

更にその隣が、「セイカ食品株式会社」の「ボンタンアメ」。南国の柑橘類で最も大きな馨しいみかんが文旦(ボンタン)である。南九州の特産果実である阿久根産の文旦エキスとうんしゅうみかん果汁が甘酸っぱくさわやかな風味を醸し出す。これも独特な歯応えで甘酸っぱい優しい味が堪らない。オブラートに包まれているので手にくっつかない。

写真一番左は駄菓子ではないが、先程述べたコーラアップの代わりとしてよく購入しているものである。「HARIBO」の「Happy-Cola」。世界で初めてグミキャンディを製作販売したメーカーだ。1920年ドイツのボンでこの会社を設立したハンス・リーゲル氏の名前とボンの頭文字「Hans Riegel, Bonn」の頭文字を取ってHARIBOとしたそうだ。
なんとHARIBOも私のブログでよく取り上げられるドイツ製品だったのだ。
固めのグミキャンディでとても美味しい。この「Happy-Cola」と「Fresh-Cola」をよく購入する。

最近は柔らかな食品が増え、「噛む」という事が疎かになりやすい世の中になったようだ。私が幼い頃から好きな駄菓子はよく噛まなくてはいけないものが多い。噛む事が刺激になって脳の活性化を促したり、
筋力やバランス感覚にも影響するとかしないとか。
しかし私は噛む事が身体に良いかどうかは興味が無い。食感が楽しいから噛むのだ。それが美味しさに繋がる。今も変わらず好きな理由は味より歯応えかもしれない。

このような昔からずっと子供に親しまれる菓子を作り続けて欲しい。また今は見なくなった駄菓子の復活も期待している。また何か見つけたら買おうと思う。