昨日、大型の「仮運転免許証」が交付された。これで路上運転が可能となった。
早速、路上運転の授業が始まる。

まず、一般人には馴染みのないトラックの秘密?について講習を受けた。
トラックはグリスが必要で大まかなグリスアップの方法とグリスを塗付する位置を習った。
キャブの上げ方、オイル・冷却水等の点検位置等も一緒に教わる。
まあ、メンテナンスに必要な知識だ。

ここからが面白い内容だった。
皆はトラックのフロントガラス上に付いているランプの意味を知っているだろうか?
実はこれ、トラックのスピードを表すランプらしい。基本的に3灯がならんでおり、正面から見て右のみ点灯した状態が40km/h以下の速度での走行を表す。そして40~60km/h以下では更に左のランプも点灯、60km/hでは中央も点灯し全てのランプが灯る。
昔は設置義務があったそうだが、現在は無くなったので知らない方も多い。私も知らなかった。

解りにくいと思うので下に文字で表現してみた。
停車中      消 消 消
~40km/h   消 消 点
~60km/h   点 消 点
60km/h~   点 点 点
消=消灯 点=点灯である。
正面から走ってきた際大きさを把握できないとどれくらいの速度で走行しているのか解らないので設けたランプらしい。

また大型車等は、走行した際の速度や距離、時間等を記録する装置が取り付けられているそうだ。これも知らなかった。1年間の保管義務もあるそうだ。
もうひとつが排気を利用した排気ブレーキを使用する事ができるということ。ON/OFFスイッチがあり、作動させる事でエンジンブレーキのアシストを行う事ができる。

このような講釈を受け、初の路上運転に出る。2車線の道路では接触する恐怖感がある。特に路上に設置されている電柱等が怖い。
狭い道路での左折時は、一旦右に振って大きく曲がらないといけない。対向車や信号待ちの車の邪魔にならないようにするのが難しい。
また、道路の小さな段差が非常に気になった。自分の自家用車ではきにならない段差も大型車で走ると衝撃が大きい。衝撃でアクセルワークがずれたり、ステアリングがずれたりと立ち直りに自分の手でショックを起こしているというのもあるだろう。
まだまだ未熟だと痛感した。

路上走行を終え、自動車学校内のコースに戻り縦列駐車も実践してみた。はっきり言おう。難しい!
普通車の免許の時もそうだったが、ポールの何本目をどうのと言われても解らない。結局感覚に頼るしかないようだ。今回は教えてもらいながらだったので上手くできたが、一人では無理だろう。練習あるのみだ。

仮免許は所詮仮免許。やはり本免許には程遠い。6月までもう日が無い。頑張ろうと思う。