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昨日は久しぶりに「富山マンテンホテル」の活魚・かに料理店「鯛家」に行った。この時期は金銭的に余裕がないのだが、昨年は「新婚旅行」に「蟹」(どちらも過去のブログ参照)と豪勢な生活をしたため、今年もちょっとだけ普段行くファミリーレストランより贅沢な処で食事をと考えた。

鯛家は私のお気に入りである。鮮魚を主体とした和食料理で、富山の地物を食べさせてくれる。高級料亭という程ではなく、入りやすいので忘新年会には満員だ。今回も凄い人数だったが殆どが会社で集まってのグループだった。(皆背広、スーツである。)

店の雰囲気は中央に生簀があり、活きのいい魚介類が泳いでいるのが見える。それに負けない活気と丁寧な店員の対応は流石ホテルのレストランといったところか。(マンテンホテル自体はビジネスホテルなのだが。)

私が初めて入ったのは、数年前「ふぐづくしコース」なるものを食べに行ったのがきっかけだ。1人6000円で、「てっ皮」「てっ刺」「てっちり」「ふぐ唐揚げ」「ふぐ茶碗蒸し」「ふぐ雑炊」「デザート」を食すことができるコースだ。私は安いと思うがどうだろう?感想はというと、河豚は美味しいし、食感も良い。しかし、ポン酢と合わせるものばかりで非常に酸っぱい。1、2品なら良いが最後まで続くと飽きてくる。もうコースは頼まないだろう。

という訳で今回は食べたい物をセレクトして食べることにした。
まずは付け出し。(写真1)てっ皮入りの酢の物とばい貝の煮付。てっ皮は河豚の皮である。
てっ刺。(写真2)いわゆる河豚刺しだ。普通の刺身と違いポン酢に付ける。
がんど鰤刺身。(写真3)鰤の成長過程の呼び名である「がんど」の刺身。鰤は出世魚で富山では、つばいそ→ふくらぎ→がんど→ぶりと呼び名が変化する。
ばい貝刺身。(写真4)寿司でも好物のばい貝の刺身である。コリコリとした歯応えがたまらない。黒い塊は貝の一番奥の部分だそうだ。こちらは美味いのか不味いのかよくわからなかった。
うに刺身。(写真5)嫁が今まで嫌いだったうにだが、ここで食べて好きになった。本場北海道のうにはどんなに美味いのだろう・・
かにみそ。(写真6)活魚・かに料理店だけあってかにみそも濃厚。
あんこう肝。(写真7)あんこうは身も美味いが肝もなんともいえない深い味わいがある。フォアグラなどよりよっぽど美味いと思う。
ぶり大根。(写真8)鰤と大根をじっくりと煮た煮物である。富山では家庭でも作られる有名な料理だ。料理店のものともなると、鰤の骨までがとろとろになっている。骨も残らず美味しく頂ける。
白子天ぷら。(写真9)たぶん鱈の白子だろう。(高級なメニューには河豚の白子もある。)衣はカリッとして、中は柔らかく融ける。
ふぐ唐揚げ。(写真10)中に骨があるのが残念だが、ホクホクとした身が上品。写真は2個だが実際は4個である。撮る前につい食べてしまった。
あら汁。(写真11)〆の一杯。魚を三枚下ろしにした残りの「あら」と呼ばれる部分を利用した汁物をいう。海の出汁が効いたほっとする味だ。

富山ならではの海の幸を堪能できた。思ったより安くついたのも嬉しかった。