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「Breguet Writing Instruments」の投稿でも述べたが、時計メーカーによる時計以外の商品の紹介。第2回目は、時計界の雄PATEK PHILIPPEのメンズアクセサリーを。

さて、「PIAGET」や「Chopard」を筆頭に大御所とも言える時計ブランドは、近年高級宝飾ブランドとしても地位を確立している。むしろ宝飾ではかなりの知名度だが時計ブランドだと知らない女性も多い。もちろん婚約指輪・結婚指輪などでも独特のスタイルが受け、なかなかの人気を博している。

今では「Breguet」や「AUDEMARS PIGUET」、「FRANCK MULLER」などもレディースの豪華なジュエリーを発表している。グランサンクと言われる五大宝飾店にも劣らない高度なデザインと時計ブランドらしい職人が持つ繊細で巧みな技術によって生み出されるミクロの作業、素材の生成にまで拘りを持ったジュエリーは今後世界中で注目されるに違いない。

また、有名な「OMEGA」、「Swatch」、新鋭ブランドの「ROGER DUBUIS」などもジュエリーに取り組んでいる。どのブランドも自社の時計をモチーフにしている作品を手掛けているので男性が見ても楽しめる。
いずれ紹介したいと思っている。

今回はジュエリーを製作しているかは不明だが、PATEK PHILIPPEがかなり前から度々販売してるカフリンクスを紹介しよう。コメントではwalkingman様が高いし微妙だと述べられておられたが、私は時計の特徴を上手くアクセサリーとして表現できていると感じている。(確かに高額だが。)
さり気無いワンポイントの主張であるカフリンクスとしてなら良い品ではないだろうか?

写真1は少々古いモデルだ。素材は18KWGでカラトラバ十字が描かれている。\260,000
写真2は最近発表になったモデルでCalatravaデザインのもの。これも18KでYGの¥252,000とWGの¥273,000。こちらは綺麗にカラトラバ十字が削り出されている。
写真3はまだ日本では未発表のモデルなので価格は不明。これもCalatravaデザインで19系統のクル・ド・パリをあしらったもの。中央をヘアライン状に磨きこんだものと、ラピスラズリを嵌め込んだもの(だと思われる。)、もうひとつの白いものはよくわからない。白蝶貝だろうか?それぞれYGとWGのモデルがある。
写真4も価格不明。上がGolden Ellipseデザイン、下がNautilusデザインのカフリンクス。上はGolden Ellipseの文字盤と同じ物を下もNautilusの文字盤と同じ物を嵌め込んである。デザインも合わせて作ってあるので時計と揃えて身に付けるとかなり格好良い。たぶんGolden EllipseデザインはYGとWGだろう。NautilusはWGだろうか?やはりPATEK PHILIPPEのカフリンクスでSSはあるまい。

いくつものカフリンクスがPATEK PHILIPPEから販売されているが、どれも素晴らしいデザインだと思う。巧く時計の象徴的デザインを小さなアクセサリーに組み込んでいる。カフリンクスを見ただけで時計のブランド名だけでなくモデル名までわかるというのは、時計自体のデザインが特徴的だからだろう。また、Calatrava等のドレスウォッチと同様にフォーマルな装いに使っても違和感無く使えるというのが良い。(まあ、正式なフォーマルではカフリンクスの色も決まっているし腕時計も駄目なのだが。)
しかし、流石と言うべきか価格は高い。とはいえ高級宝飾ブランドの18Kモデルならどれも20万円は降らないので特別高額ではないはずだ。

貴方の腕を彩る時計と同様の輝きを発してくれるカフリンクス。袖口と時計をより一層引き立ててくれるはずだ。男性の数少ないフォーマルでも使用できるアクセサリーを手に入れてみては?