昨日テレビを見ていて、とても気になる内容の話があった。
今話題のメタボリックシンドロームに対する画期的なお茶である。
代謝症候群=メタボリックシンドローム (Metabolic Syndrome) とは、内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・高脂血症のいずれか2つ以上を合併した状態である。
それぞれが裕福な現代の食生活によって引き起こされる生活習慣病だ。
どの症状も単独で命や生活に支障をきたす重篤な病気を引き起こしやすい。
高血糖は、当然糖尿病の危険がある。糖尿病は毎日インスリンを注射せねばならなくなる。人間は血糖値が高くても低くても意識障害を起こす。また、腎不全に陥れば、透析しないと生きていけない。
高血圧は、強い圧力で血管内を損傷させ動脈瘤や動脈乖離などになりやすい。また、血管内の血の塊を圧力により脳や心臓まで運び血管を詰まらせ、脳梗塞や心筋梗塞になる。どれも、非常に危険な状態だ。
高脂血症は、血液がドロドロの状態になるとともに、血管内に脂質を蓄積。血管内径が狭く細くなり、詰まりやすくなる。当然脳梗塞、心筋梗塞を起こしやすい。
内臓脂肪肥満者は、これらの症状を既に合併しやすい状態に陥っているらしい。それぞれ単独でもリスクを高める要因であるがメタボリックシンドロームと判断できる状態の方は、相乗的に動脈硬化性疾患の発生頻度が高まるため、いつポックリと息を引き取ってもおかしくないのである。実際、中年層で病気によって突然心肺停止になった患者の殆どが太った体型だ。たぶん調べるとメタボリックシンドロームに該当するだろう。恐ろしいことだ。
実は日本の中年男性の50%がこの症候群またはその予備軍に該当する。決して対岸の火事ではないのだ。
私自身、高脂血症で現在薬物による治療を行っている。油ものや肉類が好物で野菜嫌いという典型的パターンだ。それでも多少は身体を動かしているのだが、健康診断で「要精密検査」が続き、放置した結果最終的に「要治療」になってしまった。家系も高脂血症のものが多いらしい。ということで、病院に行き現在に至る。
それで、テレビの内容なのだが、あるお茶(そこそこ有名なもの)を飲むだけで内臓脂肪を減らし、結果的に血糖・血圧・血管内の脂質なども上昇を防ぐことができるらしい。その上、そのお茶を飲みながら食事することで、脂を燃焼させ身体への蓄積を抑え効果があるため脂たっぷりの料理を食べても問題ないそうだ。非常に嘘っぽい。
しかし気になる。もうすぐ8月、冷たい麦茶の代わりにそのお茶を飲めば良いのでは?効果があればなお良いし、効果がなければお茶として楽しめれば良い。
眉唾ものだが試してみる価値はありそうだ。
で、本日そのお茶を買いに行ったら総て売り切れ。昔、ココアが爆発的に売れたのを思い出した。皆考えることは一緒ということである。私としては買えないならそれで別に構わない。また少し身体を動かすとしよう。
それにしてもマスコミの力は恐ろしい。どんなものでもテレビで「良い」と言ってしまえば、それが一般論になるのだ。今回は食べ物だがファッションもそうだろう。流行は個人で操作できるのだ。それを思い知った。やはり本当に良いかどうかは自分自身で判断するしかない。
今回同じテレビを見た方で、試した方は感想と結果を教えて頂きたい。私もブームが去ったあたりから始めるかもしれない。
今話題のメタボリックシンドロームに対する画期的なお茶である。
代謝症候群=メタボリックシンドローム (Metabolic Syndrome) とは、内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧・高脂血症のいずれか2つ以上を合併した状態である。
それぞれが裕福な現代の食生活によって引き起こされる生活習慣病だ。
どの症状も単独で命や生活に支障をきたす重篤な病気を引き起こしやすい。
高血糖は、当然糖尿病の危険がある。糖尿病は毎日インスリンを注射せねばならなくなる。人間は血糖値が高くても低くても意識障害を起こす。また、腎不全に陥れば、透析しないと生きていけない。
高血圧は、強い圧力で血管内を損傷させ動脈瘤や動脈乖離などになりやすい。また、血管内の血の塊を圧力により脳や心臓まで運び血管を詰まらせ、脳梗塞や心筋梗塞になる。どれも、非常に危険な状態だ。
高脂血症は、血液がドロドロの状態になるとともに、血管内に脂質を蓄積。血管内径が狭く細くなり、詰まりやすくなる。当然脳梗塞、心筋梗塞を起こしやすい。
内臓脂肪肥満者は、これらの症状を既に合併しやすい状態に陥っているらしい。それぞれ単独でもリスクを高める要因であるがメタボリックシンドロームと判断できる状態の方は、相乗的に動脈硬化性疾患の発生頻度が高まるため、いつポックリと息を引き取ってもおかしくないのである。実際、中年層で病気によって突然心肺停止になった患者の殆どが太った体型だ。たぶん調べるとメタボリックシンドロームに該当するだろう。恐ろしいことだ。
実は日本の中年男性の50%がこの症候群またはその予備軍に該当する。決して対岸の火事ではないのだ。
私自身、高脂血症で現在薬物による治療を行っている。油ものや肉類が好物で野菜嫌いという典型的パターンだ。それでも多少は身体を動かしているのだが、健康診断で「要精密検査」が続き、放置した結果最終的に「要治療」になってしまった。家系も高脂血症のものが多いらしい。ということで、病院に行き現在に至る。
それで、テレビの内容なのだが、あるお茶(そこそこ有名なもの)を飲むだけで内臓脂肪を減らし、結果的に血糖・血圧・血管内の脂質なども上昇を防ぐことができるらしい。その上、そのお茶を飲みながら食事することで、脂を燃焼させ身体への蓄積を抑え効果があるため脂たっぷりの料理を食べても問題ないそうだ。非常に嘘っぽい。
しかし気になる。もうすぐ8月、冷たい麦茶の代わりにそのお茶を飲めば良いのでは?効果があればなお良いし、効果がなければお茶として楽しめれば良い。
眉唾ものだが試してみる価値はありそうだ。
で、本日そのお茶を買いに行ったら総て売り切れ。昔、ココアが爆発的に売れたのを思い出した。皆考えることは一緒ということである。私としては買えないならそれで別に構わない。また少し身体を動かすとしよう。
それにしてもマスコミの力は恐ろしい。どんなものでもテレビで「良い」と言ってしまえば、それが一般論になるのだ。今回は食べ物だがファッションもそうだろう。流行は個人で操作できるのだ。それを思い知った。やはり本当に良いかどうかは自分自身で判断するしかない。
今回同じテレビを見た方で、試した方は感想と結果を教えて頂きたい。私もブームが去ったあたりから始めるかもしれない。