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昔は唯の道具に過ぎなかった家電も今では家具と同様に暮らしに溶け込んできている。当然生活空間に合うデザインに。家電は永く使うものだ。それ故、インテリアの一部としてデザインも求められる時代となってきたのだ。
だから家電は使用時だけでなく、使わないときにも美しさを求められると思う。

使用時は、やはり使いたくなる性能とデザインが必要だろう。
では、使わないときの美しさとは何だろう。私自身の考え方はこうだ。
1つはデザインの優秀さ。たとえ収納しなくてもそれ自体を飾りたくなるものであればよい。
もう1つは収納だ。小さくコンパクトであれば、収納スペースに困らない。隠すことでデザインより性能を優先できる。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機など、あまり動かしようのない物は収納できないしデザインが大事かもしれない。
では、例えば掃除機はどうだろう。皆、出しっぱなしにはしていないだろうが、収納スペースには困っているのではないだろうか?私も掃除機購入の際は頭を痛めた。

吸引力、重さ、メーカー、サイクロンか紙パックかそれ以外か、等は今はおいておく。
今回は「使わないとき」において優れた掃除機を検証してみた。この点において私が特に優秀だと思ったものは3種類。
1つはイギリス、「Numatic」の「Henry」(写真1)。通称ヘンリー君と呼ばれるこの掃除機は、帽子を被った愛くるしい顔になっている。このまま飾っても良いと思うが、更にディスプレイ用の「ヘンリー君のお家」(写真2)もあり、まさに収納しない掃除機だ。

2つは、日本の「TOSHIBA」とスウェーデンの「Electrolux」が提携して販売した、「ESCARGOT」(写真3、4)
エスカルゴ、カタツムリと呼ばれている。サイズがとても小さく軽量で、コードレス。肩に掛けて使用するので肩紐がついている。(写真5)エスカルゴと言うだけあり、ホースが本体に渦巻きのように収納されている。収納スペースは極めて小さい。また、肩紐で壁掛けもでき、何気に飾っても良い。

3つは、イギリスの「dyson」の「DC12」(写真6、7、8)。本体の大きさも小さい方だが、なによりホースを本体に巻き、伸縮自在のパイプを縮めた状態で本体に取り付けることができるように設計されている。ノズルも本体の後ろに取り付けることが出来るので、全て一塊になる。収納だけでなく使用時に出しやすい。この状態は持ち運びにも便利だ。

どれもよく考えられている。デザインも素晴しい。後は性能と値段となるのだが、そこは嫁に任せてみた。嫁は3つ目の中で、dysonのものを選んだ。カラーは私の最も好きな「DC12turbo」にした。(安いし)排気も綺麗で、花粉症を持つ私にも良いらしい。吸引力も上々だ。私もお気に入りである。
皆もこのような掃除機を購入してみては如何だろう?少し掃除も楽しくなるかもしれない。