来月は私の誕生日
私の中で、この41歳の誕生日は
節目だと思っている
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だからか最近
古い自分の殻が、自我が
ポロポロと崩れて
解体されているような
イメージが浮かんでくる
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桜の花が散るように
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苦行、修行を美徳だと
勘違いしていた
時代は終わったんだ
(↑私のこと 笑)
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そしてやっとこの前
旦那さんにずっと
隠してたことを言えた
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結婚して11年
それよりももっと前
小さな小さな子供の頃から
甘えることが
何よりも怖かった
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結婚してから
原因不明の皮膚病になったり
いきなり歯の神経が死んだり
変な病気になることが
いっぱいあった
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だけど
迷惑をかけるのが怖くて
私にお金がかかることが
知られるのが怖くて
ずーっと
ずーっと
ついこの前まで
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黙って
隠して
大したことないような
顔をして
治療費も
全部自分で払ってた
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私に
お金がかかるとわかったら
なんて言われるか
怒られ
嫌われるんじゃないか
って
怖かったから
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私が、彼を信じて
そこに飛び込むのが怖かったから
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そして数日前
また珍しい症状が現れて
車で6時間離れた
大きな都市に行かないと
治療が受けられない
ってなって
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飛行機で日帰りするにしても
子供達も見てもらわないと
いけないし
ニュージーランドに
彼がいる間に
いかなくちゃいけない
もうお金も手元にない
という状況になって
やっと降参した
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もう
ずっと、ずーっと
私の人生の根底にあった
この恐れを
越える時が来たんだ、って
世界が
そのチャンスをくれたんだ、って
そう感じた
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だって本当は
ずっとずっと
何でも話したかったから
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安心して
子供のように
自分の気持ち
好きなこと
楽しかったこと
全部全部
シェアしたかったから
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そんな家族が
夫婦が
いつもいつも
羨ましかったから
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だから、勇気を振り絞って
旦那さんに話した
高額な医療費が
かかること
飛行機で行かないと
いけないこと
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そうしたら
拍子抜けするくらい
ささっと飛行機を調べてくれて
他に安い便があるのに
倍ぐらいの値段出して
診察時間に一番いい便を取ってくれて
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嬉しかったけど
ありがとうが
うまく言えなくて
ボソっと
「ありがとう」
という私に
彼はこう言った
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「ありがとうちゃうで。
今お金あるから出来るだけで、
みんなお金あったらそうするやろ。
それだけやん。
え、治療費?
そんなん
金ないから治療諦めて、とか
大切な人に言うやつおる??
酷すぎるやろ
ていうかおらんやろ」
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あまりにも当たり前に
そう話す彼の言葉を
何度も何度も
頭の中で繰り返して
嬉しくて
ありがたくて
涙が溢れた
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結婚11年
ようやく初めて彼に
自分の気持ちを伝えることが出来た
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「結婚してから今まで
私ばっかり病気になって
でも、たくさんお金かかるって
迷惑かけて
怒られたらどうしよう
嫌われたらどうしよう
って
怖くて怖くて
ずーっと言われへんかってん
だから自分で払ってて
それも出来なくなって
でも
今やっとこうして
話すことができて
本当に、本当に安心した
話せてよかった
ほんまはずっと
こうやって話したかってん
やっと肩の荷が降りた
やっと肩の荷が降りた
良かった
良かったよ〜 涙
ありがとう
ありがとう」
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本当に、本当に
これまで
どれだけ自分が
傷付かないように
彼と距離を取っていたか
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どれだけそのことに
エネルギーを注いでいたかに
やっと気が付いた
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そうやって押さえつけて
無理をしていたエネルギーが
たくさんたくさん
私の身体に溜まっていたんだと思う
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なんだか
治療もうまくいくし
これからは病気もしない気がする 笑
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私みたいな人が
きっと沢山いると思う
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頭ではこの思い込みが
どうやって生まれたかも
わかってて
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だけど
それがただの思い込みだと信じて
きっと大丈夫だから、と
一歩を踏み出すのが
怖くて怖くて
どうしても怖くて仕方のない人
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死ぬほどわかる
本当に、その気持ちが死ぬほどわかる
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だけど
こうして一歩を踏み出したら
やっぱり本当に
大丈夫だったよ
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嘘じゃなかった
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大丈夫だったよ
大丈夫だったよ
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そしてその不安な現実を創り出すことに
使っているエネルギーを
欲しい未来を
願う未来を創造することに使えるんだ
ってことにも
やっと気付いたよ
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私はそうしたい
そう出来るんだ、って
やっと思えたよ
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世界優しいと
安心して
それを実感して生きたい
心から体感したい
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この私の体験が
メッセージが
誰かの
小さくて、大きな大きな一歩を踏み出す
勇気になりますように
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世界が
希望と喜びで溢れる
素敵な場所だと感じる人で
溢れますように