最近は、私がブログでしか素直な気持ちを書けないのかについて、自分の過ちや偽りの経緯を高校時代まで書いてきたけれど、私の性格が出来上がる原因となる、2歳年下の従姉妹の存在を少し思い出して頂きたい。
母親が病気の為、私が幼稚園時代に両親離婚。そこまではそんな希な話では無い。2世帯住居だった我が家の1階、祖母の元へ従姉妹は引き取られた。祖母っ子だった私にとっては、祖母を取られた張本人だ。かなり個性的、いや、超個性的な性格の持ち主で、私に対しての態度と、私や両親、兄に対して態度をガラリとかえるツワモノだ。まあ、書きながら思えば、私と考え方は似ていたのかもしれない?いや、彼女の場合、周りがかなり気を使い、不憫な思いをさせない様に振舞っていたし、私とは逆の環境だったのだ。かなり色々と困らされた記憶だけが残っている。自分史の前の方にその時の気持ちを書き綴っているので、厄介な存在とだけ書いておく。

高校3年の春、より少し前、祖母から言われたのだ。

あなたと同じ高校を選ばしたから、何かあったら助けてあげて。もっと違う高校を勧められたけど、やっぱりあなたが一緒の方が色々と分かるし。

は?は?は?なんですと?最初の反応は本当に?マークが頭をよぎると共に又私に彼女を押し付けるのか!自分が学校生活を送るだけでも大変なのに、何故高校まで!

この頃は祖母と従姉妹は私の家から5分離れたアパートに住んでいたので、乗る路線自体は違うのだが、何故私だけがこんなめにあうんだと、直ぐには受け入れられなかった。何故って、私より、はるかに勉強も出来たし、わざわざ私の高校を選ぶ必要はどこにも見当たらないのだ。
どうにかしなければいけない事は山ほどあった。

高校生活での私の自分を消した存在を彼女によって浮き彫りになる事、すなわち、罵声を浴びせている彼女達の存在を従姉妹に知られてしまい、両親にバラされる事が最大の難関だった。
彼女なら尾びれ背びれを付け、話を大きく盛る事は分かりきっていた。そうなれば、今まで我慢していた私の苦労は水の泡だ。とは言え、彼女に本当の話をする事は天地がひっくり返っても、絶対に無い。でも何とか切り抜ける方法を考えなければならなかった。

祖母に、あまり良くない高校だ!もっと上の近くの高校の方が安全だ。一緒の高校が嫌なわけでは無い。ただ、従姉妹の為に私の通う高校では物足りなく思うだろうし、大学にも影響してくる。

違う高校に行かせる為、あらゆる考えられる事を話たが、祖母からサラリと言われる。

あの子の生格上、高校でトップが良いかも。自分の学力の同じ子と一緒に競わせるのは可哀想。

はいはい!さよですか!なるほどね!
当然そんな返事はしないが、もっと沢山高校がある中でわざわざ一緒じゃ無くても!と思いながらも、完全に諦めた。もう何も言えない!どーぞどーぞ一緒の高校でもなんでもどうでも良いですよ。だだ私の生活に一歩も入らせない!