最近手に取った本に「死に至る病」というのがあります。

 

どんな本かというと、精神科の先生が書いている本で、「愛着障害」がテーマの本です。

 

愛着障害

 

聞きなれない言葉だけど、人が根本的に大切にする愛情の話。

親と子の関係でも大切な愛をかけたり・かけられるということが人にとってどんなに必要なことなのかということが書いてあります。

 

愛情をかけられないと、幸せホルモンの分泌も減り、抵抗力も下がるだとか。

 

人が生きていくにはとても必要なのが愛という、まさに「死に至る病」なんですよね。

 

親子の無償の愛にも書かれおり、子どもたちの自尊心だとか問題行動。

親は子供安全基地でなくてはならない。

どんなことがあっても帰ってこれば安心していられる場所。

誰もが求めて必要とする存在が安全基地であるんだなと感じました。

 

安全基地こそが無償の愛なんだろうなぁ。。

 

私の子育てですが、去年くらいから方向性を変えました。

 

息子が中学1年生までは、本人より私都合の子育てへ。

そして、中学2年生からは息子本人による息子主体の子育てへ。

 

いっきに子どもの手を放してみたんです。

反抗期もあったり荒れていた生活ですが大きな変化は彼が望んだ塾へ行きたいとのことでした。

 

うちは母子家庭だから、私の希望は彼が自分で通える範囲にある塾。

でも、彼が選んだ塾は一駅向こうの友達が通う塾。

 

そこから、初めて彼の意志を尊重する180度の方向転換。

 

どちらにしても、前から私には私の人生。

そして、彼には彼の人生があると思っていたので、いつかは手を放さなければいけないと思っていたので、私にとってはちょうどいいキッカケになったのです。

 

でも、手を放すということはある程度の自由と共に、そこには責任があることを話し、自分の人生だからちゃんとそこは考えなさいと。

ただ、手を放しては多くの間違いもするだろうけど、手を放す代わりに私は彼を承認していく活動を始めました。

 

ここから私は彼の本当の意味での安全基地になる必要がありました。

 

どんなことが起きても、良い経験だと思えるような思考回路と信じる力を。

 

否定的な言葉を使うのは極力やめて、私の価値観よりも本人がどう考えるのか?というところに重点を置き、常に彼の主体性を持たせる思考回路。

悔しい出来事も、私が感じるよりも、絶対に子供本人が一番悔しい思いをしているものです。その時の気持ちと、なぜそうなったのか?というところに親は焦点をあててあげるだけでいい。

攻めるよりも、共感し、頑張りを認めてあげる。

 

親が引き出したいのは、子どもに対する親の優越感ではなくて、次こそは!というやる気。

 

そこを大切に、私は安全基地になりました。

 

そうしたら、息子の荒れていた部分が少しずつ変化してきました。

 

今までは、自分の意志に反したことが多かったので、失敗したときは全てやらせた私のせいや挑戦したことへの後悔の文言等。

それが、自分で考えて行動に移すからそんな愚痴も減って私に対する聞く耳もできたのでした。

 

主体性って大切なんですね。

選択肢を渡してあげるだけで、大きな変化を実感しました。

 

勉強するのも、遊ぶのも、友達付き合いも彼には彼の人生があるから。

自分で自分の人生を動かせる力をつけてほしいです。

 

と、言っても、まだまだ途中経過。

実験だと思って、楽しく子育てしていきたい。

 

愛着障害とは無縁の人となるように。