僕はオカルトの類いは全くもって信じないタチなんだけれど、何故か運命ってものは信じている。
特に人との出会いについては運命なんだと思う。
2013年の夏にはキャラメル☆リボンとすれ違ってしまった。
あの日、所用がなければキャラメル☆リボンのステージを観ていたかも知れないし、ステージを観ていれば一年早く、そして永く彼女たちを観ることができたのかも知れない。
「スタートリボン」発売のタイミングから彼女たちのライブを追いかけられなかったことは今思い返せば悔しくて仕方ない。
でもこれが運命だったんだよな、きっと。
運命の神様はあながち意地悪でもなかった。
一年後にはちゃんとキャラメル☆リボンと引き合わせてくれたのだから。
2014年7月19日、奇しくも場所はTSUTAYA戎橋店。
この日もアップアップガールズ(仮)を一年ぶりに観に行ったのだ。
僕自身はどうしてもというわけでもなかったのだが、同じハロヲタである彼女がアプガを生で観たことがなく行きたがったのだ。
この日は昼に一部だけのイベントで入れ替えはなし。
先にキャラメル☆リボン、そしてアプガの順番だった。
実はこの日までにキャラメル☆リボンに関しての予備知識は一切なかった。
微かにグループ名に覚えがある程度でアプガの前座ぐらいの思いだったし期待するとかしないとか以前のものだったのだが、そんな思いはステージが始まってたった一分ほどで完全にひっくり返されてしまった。
何の曲から始まったのか、どの曲をやったのかは全く覚えていない。
けれどキャラメル☆リボンのステージが始まってすぐに僕の五感はキャラメルワールドの中に引き込まれた。
決して付け焼刃では出来ないであろうキレキレのダンス。
高いキーをものともしないどこまでも伸びる歌声。
奇をてらわない王道のポップスを直球だけでズバズバと投げ込んでくる。
そして何よりも笑顔、笑顔、笑顔。
僕は曲が終わる度に心からの拍手を送った。
キャラメル☆リボンのステージが終わり、最前を陣取っていたヲタの皆さんが交代してくれたのでアプガを最前で観ることができたし、もちろんライブは良かった。
そしてその後アプガとは特典券で握手もしたのだけれどこの日の印象は薄い。
イベントが終了しての帰り道、同行していた彼女との話題はもっぱらキャラメル☆リボンのこと。
彼女も一発で心を持っていかれたようだった。
キャラメル☆リボンとの本当の出会いは衝撃的だった。
とともに、この日この場所に導かれる運命だったんだと思っている。