4月15日(金)
朝方の流動食で、管を抜いてしまい、びしょ濡れになった。なんで抜くのと聞くとどうやら気に入らないところがあるようだ。そういう時は抜くんだなというとニヤッとした。とにかく、いやなことは徹底して嫌なのだ。その気持ちは病気でも変わらない。人間の本性がむき出しだ。
4月16日(土)
金が入った日は借金返済で終わってしまう。でも、これで生きているのだから仕方がない。
今日も昼に管を抜いてしまった。痰を取るのが嫌でその腹いせなのだろうが、困ったものだ。
4月17日(日)
朝目が覚めるともう咳き込んでひどい。つらそうだ。獲るほうも獲られるほうも大変だ。何とか治まって欲しいと思いながら、ちょっと様子を見る。ひどくなるときは痰取りする。
何とか夕方までは持ちこたえた。
4月18日(月)
朝方、痰の絡みがひどく戻してしまった。理由は布団で熱が上がったためと思われる。今日から毛布だけにする。
これで治まってくれることを願う。
4月19日(火)
今朝は久しぶりの雨、それもかなりの大雨だ。おかげで鼻が楽だ。妻も痰の絡みが治まったようだ。時々痰取りすると、管を噛んで離さない。結局下あごを押して引き抜くが、遊んでいるように感じるときがある。
今日も何か起きそうな予感がある。
4月20日(水)
予感は大当たりで、朝方騒ぐので、見るとまた毛布を剥いでしまっている。足を触ると冷たい。だいぶ時間がかかっているようだ。湯痰脳を入れてしばらくすると、咳き込んで、大量に戻したが、内容は胃液と痰が混じったものだった。ちょっとがっかりしたが、よく考えると季節の変わり目はこんなものだったなと思い返した。朝方は静かで嵐の後という感じだ。
4月21日(木)
どうも、季節の変わり目は妻にとって鬼門なのだろう。ちょっと暑くなれば毛布を剥いでしまう。そして、痰の絡みがひどくなる。
今日はそれでも何とか元気に過ごしてくれた。このままいって欲しい。