6月5日(金)
今日来てみると平熱に戻ったようだ。風呂に入ってさっぱりしたようだ。乳液を塗ってあげると目を開けていい顔をする。キスしてという感じなので頬にキスする。
久しぶりに昔と同じ雰囲気だ。今日から足の運動を追加する。本人もしたかったようで二度三度と要求してくれる。
これで、本当に今週に入って急速に良くなっている。楽しみだ。
6月6日(土)
今日来てみると、熱はないが元気がない。どうやら、昨日飛ばしすぎたようだ。僕が嬉しがっていろいろさせたのを、妻は自分も頑張り過ぎたというわけだ。
これは、僕が反省しないといけない。ペースをわきまえてリハビリさせることにしよう。今日は留萌から来たエビのスープ。味付けは塩味。もちろん完食してくれた。昼から雨がやんだので外に出る。風が気持ちよい。心地よさを味わっている。また雨が降ってきたのでひとまず病室へ。妻は家に帰りたいを連発する。気持ちはわかるが食事ができないとだめだよと言うしかない。すごくつらかった。
6月7日(日)
今日来てみると熱もなく元気だ。昨日やり過ぎたのを反省して、今日は軽めに手足の運動する。今日のスープは、煮豚の汁で作ったが、少しとろみがゆるかったので、気管に何度か入ってしまい,飲みづらいと文句を言われた。とろみの片栗粉の分量が難しい。おまけに今日は温度がたかったので少なかったようだ。直ちに反省だ。何度か痰をとるが、気持ち良くなるのはほんのひと時、なかなか難しい。

6月8日(月)
今日来てみると熱もなく元気だ。いつもより40分くらい遅かったので、ちょっと文句を言った。仕事で遅くなったのでごめんねと誤ると、仕方ないという表情をした。甘えてくれているようだ。ただ、こちらもおなかがすいたので食事の支度に帰るよと言うと、ちょっと悲しそうな声を出した。かわいそうになったが、ここは非常に徹して帰路につく。心情は複雑だ。頑張ってね。
6月9日(火)
今日は熱が出たが、それでも元気にしている。やはり状態は変化している。熱と意識レベルは比例しなくなってきた。今日も手足の運動をする。何とか自力で動かそうとしている。今までなら考えられないことだ。そして、いつもこういうときは甘えてキスを求める。何か縋るものを探しているのだろうか。今日は帰る時にラジオを聞かせて帰ってきた。あすは熱を下げてねと祈りながら。
6月10日(水)
ついにその日が近づいてきたのを知った。そう妻の退院だ。今週初めに介護保険認定の保険証を受付に持って行って、それに対する結果が、会議施設あるいは自宅への退院となる。妻は帰りたがっているし、退院させようと思う。妻に話すととてもうれしがっている。本当によく頑張った。だが、本当に苦しみはこれからだ。でも今までよりもモチベーションが上がることを期待したい。
6月11日(木)
今日は、医師との面談で、いつ退院しても良いということになった。ということで家での受け入れ準備ができたら、退院となる。
妻は、どうやら、退院の実感が出てきたようでいつ帰るのと興奮気味。徐々にいろいろ変化が出てくる兆しがある。