1月30日(金)
今日来てみると、氷枕だ。38度ちょっとの熱が出たようだ。でも、つらそうな感じはない。妻の場合、ストレスが少したってから出ることが多い。ちょうど後ろを向いていたので、円形脱毛の跡が大きくなっている。これもストレスのせいか。あまり刺激を与えると疲れさせてしまうので早々に帰る。
1月31日(土)
今日で一月も終わり。氷枕だったのでまだ熱が下がらないのかと思ったが、氷枕はあったまっている。腕を触るとあまり熱くない。検温してもらうと36.4度で平熱に戻っている。
でも、今日は疲れが出たせいか昼から寝てしまった。僕もつられて昼寝だ。今日は車椅子に乗る訓練もお休み。そういう日もあって良いか。
何か話そうとしているのだが、言葉が出ない。僕の話には頷くのに、自分から話せないもどかしさを妻は感じているに違いない。頑張れT子。

2月1日(日)
今日から二月。明日以降に障害基礎年金の手続きを行う。今日来てみると熱もなく元気だ。目やにがひどいので目を洗浄綿で拭く。
ところで、僕が誰か尋ねると、よく来る人だそうだ。なぜかおかしい。
昨日妻の症状提出書類を見たら、医者は妻の状態をもう社会復帰できない体と言っている。それが、現実なのだろうか。ちょっとショックだった。でも、今日は頑張って車椅子に乗せて手の運動をする。さすがに頑張ったので疲れたと言っていた。何とか、現実を変えなければと言う思いでリハビリさせたい。
2月2日(月)
今日来てみると、風呂に入ったようでゆったりしている。そして、マッサージするときにいろいろ話しかける。目を開けてじっとしている。
気持ち良いのだろう。通路側の患者はまたうるさくなっている。しかし、すぐ隔離されて静かになると妻は寝てしまう。ほっとして、気持ちもリラックスするからだろう。
痰が絡まなくなったら、何か口から飲ませることを言っておいた。それだけでも何とか飲みたいと思ってくれれば、回復が向上することを期待している。
2月3日(火)
今日は節分、おまけに障害基礎年金申請の日だ。
今日来てみると、元気にいろいろ話してくれるが、ほとんど理解できない。唯一わかったのは、家に帰りたいと言うことだ。たぶん通路側の患者がうるさいのでいやになったのだろう。本当にうるさいのだ。
久しぶりに食べ物の話をしたら今日は反応が良かった。退院したら銀座のてんぷらやに行こうというと、うんと頷いた。何とか本当にそうなってほしいものだ。
2月4日(水)
今日来てみると、リハビリしたような感じだったので、「今日リハビリした?」と聞くとうんと答えた。そして、どうだと言うような表情をした。そうだよ、今日は大威張りで良いんだよ。そして、SMAPの音楽を聴きながら手、足を動かしてリズムを刻んだ。
痰さえ絡まなければ良いとこまでいきそうだ。
少し先が見えてきた感じがする。
2月5日(木)
今日は昨日より落ちるがそれでも調子はよさそうだ。昨日が良すぎたのでそう感じるのだろう。ヘルパーの人がやはり同じようなことを言っていた。調子の良いときはとても機嫌がよく、ご主人にも見せたいねと言うとうんと言ったそうだ。それが昨日やっとかなったと言うところだろう。今日も痰の絡みが少なかったので調子が良いのだと思う。
このまま言ってくれと祈るような気持ちだ。