9月19日(金)
今日行くと、熱もなく元気だ。ただ、口の周りをしきりに気にしている。歯がいずいのだろうか?
最近、何か話をする練習をしているようなときがある。これはどういうことなのだろうか?最近はまるで大海原で迷子になったように目標すらわからない状態で航海している気がする。このままどうなるのか不安だ。あまり深く考えるのはよそう。気が滅入るだけだ。
9月20日(土)
今日来てみると、熱はない。
昨日ちょっと心がささくれ立ったようだったが、今日も看護師あるいはヘルパーが歯ブラシを出したままにしている。それを見てむっとした。つい、妻の前で文句を言ってしまった。そしたら、キスしようとしたら、ほほを思い切りかじられた。ささくれているのはお前だけじゃないよといっているみたいだった。
どうも、いつも直線的に直らないといっている割に本人が一番直線的に直って欲しいらしい。それでいらだっているのだ。今日もかぼちゃのスープをスプーン3杯ほど飲ませた。むせることもなくスムーズだった。次回はもう少し味の濃いものにしようと思う。
9月21日(日)
今日来てみると、熱はなく寝ていた。
今日は、クラムチャウダーを作って持って行った。大匙で6杯くらいだが完食してくれた。これは嬉しかったし、妻もおいしいといってくれた。やはり、かぼちゃのスープはまずかったのだろう。今日はテレビもつけずずっと一緒に居たので気持ちも落ち着いたようで、帰るといってもいやな顔しなかった。やはり、スキンシップが重要なのだろう。ラジオのほうが良いかもしれない。

9月22日(月)
今日は、熱もなく元気だ。
今日、病院に行って、明日もスープ作るけど、何か食べたいのがあるか聞くと、辛いのが食べたいという。ちょっと心配になったが、ちょい辛ぐらいなら大丈夫ではないかと思って、酸ラータンを作ることにした。
だんだんと自分の好みがはっきりしたということだと思う。昨日は、姪に自分が着ていた着物を結婚式に着せてもよいか聞くと、良いよと返事してくれた。徐々にまた回復の兆しがあった。
8月23日(火)
今日は秋分の日で休みだ。昼食めがけて見舞いに行くと、もう食事は済んでいる。
妻に、酸ラータンを飲ませると、3杯くらいでもう良いという。よく聞くと味が薄いのでおいしくないようだ。前回のクラムチャウダーは海の味とハムの塩味が効いていたのでおいしかったと思う。
そして、夕方に僕の友達が見舞いに来てくれた。分かっているかを聞くとだめのようだ。やはり記憶が2,3日で消えてしまうためだ。ただ、徐々に味に対する意欲が高まっているのを感じるので良くなってくれると思う。
9月24日(水)
今日は少し仕事が手間取り病院につくのが遅れた。そしたら、ちょうど看護師が夕食の準備をしている時に入っていったので、「遅い。」と文句を言われた。多分妻の気持ちとしては遅いと思ったのだと思う。
今日は謝って機嫌を取るとすぐ直った。手の運動をする。久しぶりに右手も行った。首の右側がかなり硬い。しばらく動かしていないせいだろうか。今後できるだけ動かすことにしよう。
9月25日(木)
今日は風呂に入って疲れたらしく、寝ていた。おまけに熱がある。元気がないのかと思って起こしてみると、以外に手の運動はスムーズだった。それも、昨日はあんなに動きが硬かった右手もかなり良く動くようになってきた。やはり固まっていた筋肉をほぐしたのが良かったのだろう。熱を出した後は、また何かが向上する。何が向上したのか期待しながら待つことにしよう