6月13日(金)
今日はあまりにショックが大きくてどう対処していいか困惑している。
ひとつは、活舌が悪いことはわかっていたが、こんなにひどいとは知らなかった。あ行、か行とま行だけは何とか理解できる。しかし、さ行、た行、は行にいたっては、あ行とまったく区別がつかない。そして、そのことに妻は今日気づいたようだ。
そして、そのときに左足が別途にぶつけたようで打撲の後が数箇所あった。特に足の指の間に擦り傷がある。それが妻のストレスを意味しているようで見るのがつらい。責任の一端が僕にもあるのでそれを痛感する。ここをしのがないと先には進めない。がんばろう二人で。僕もがんばるからね。
6月14日(土)
今日は、すごく気になっていた、耳垢掃除をした。黄色い耳垢がたっぷりと取れた。かなりすっきりしたようだ。今日は熱もなく元気だった。首が凝っていたので、揉んであげると、気持ち良いのかじっとしていた。お返しに僕の手のひらを揉んでくれた。
6月15日(日)
昨日僕の実家に行って、パソコンの使い方を教えていたら、遅くなってしまった。おかげで妻は熱が出た。(37.7度)
パソコンがちゃんと使えたのか聞いていた。使えるようになるのには時間はかかりそうというと納得したようだった。
昨日もそうだったが、右を下にしていると反応が良い感じだ。そのほうが脳が活性化するのかもしれない
帰りがけに、また来るよというとわかったと首を振った。
がんばれトミ子。
6月16日(月)
今日来てみると、まだ氷枕だ。だが、熱はあまりなく微熱だ。いろいろ話しているのだがさっぱり理解できない。今日の話しはまったくわからなかった。さすがに落ち込む。
金の問題もありいささか考えさせられる。いつまでこの病状が続くのか。
妻にとっては、病気を治すことだが、僕にとっては今あるお金で直すわけだがそれが先行き不安だらけなのだ。
早く良くなれT子。
6月17日(火)
今日来てみると、熱がない。そして、うるさかった認知症の患者が、退院した。それで気分が良くなったのだろう。
今日もう一度活舌のテストをする。どうやら区別できる音は限られているようだ。それを妻はやっと理解したようだ。自分の発音が明瞭でないため、理解できないと。
でも、落ち込むことはないのだ。徐々に良くなっていけばいいのだから。
がんばれ、T子。

6月18日(水)
今日、院長との面談があり厳しい見通しだと伝えられた。
ひとつは、麻痺により、車椅子に乗ったときに体が安定しないとのこと。言葉に関してはこのまま良くなるだろうという見通しだという。
とにかく車椅子に乗れるまでには時間がかかりそうだということだ。
妻は、とにかく早く帰りたいようだが、時間がかかることを知ったらどうか。
とにかく、時間がかかることに僕はショックだった。
6月19日(木)
今日来てみると、熱もなく元気だった。そして、最初の言葉が「いつ退院?」と聞くので、昨日の院長の話し合いのことを覚えていて自分の退院の話しと思ったのだろう。
そして、今日の妻の話はすごくわかりやすかった。
徐々に良くなってきている。友人のSもやっと少し楽な仕事に変わりそうと電話してきた。本当に車椅子に乗れれば退院は近い。