行政書士登録して開業すると、手続き、開業準備で、それなりに忙しくなります。
私は横浜で開業していますので、神奈川県の行政書士会へ登録の申請をしましたが、必要書類を提出したり、電話とFAXの回線をそれぞれ用意したり、ホームページも作ろうと、ホームページ業者と打ち合わせをしたりしていました。
神奈川県では、新人研修会も充実していて、行政書士の業務を学ぶ機会も多くあり、その後懇親会もあって、情報交換の場にもなっていました。
当時大きく3つのことでよく、新人の行政書士の間で話をしていました。
・仕事はどういったものをメインにするのか。
行政書士は、相続・ビザ・許認可・会社設立など仕事の幅が広いのです。
・事務所はどうするのか。
自宅で開業するのか、事務所を借りるのか。
独立開業すれば、事務所を持ちたいといった希望はあるのは、当然です。
・ホームページはどこに頼むか。
今の時代、ホームページは開業時に用意するのは、当たり前になってきました。
一方で、ホームページを依頼すると15万円程度はかかるので、慎重になると思います。
5年経とうとしている今の自分なら、次のように考えます。
・これまでの経験を振り返り、行政書士業務と活かせそうなものを考える。
・事務所を持つと、毎月の固定費になり、売上が見込めない間は、自宅で開業しても大丈夫。
(打ち合わせは、先方のところへ訪問するか、喫茶店などを活用する。)
・ホームページについては、大半の行政書士は「名刺替わり」になってしまいます。
ホームページから依頼を頂くには、相当の労力またはお金が必要になるので、慌てる必要はない。時々自分で作る方もいますが、やはり自分で作ったと素人感が出るので、頼んだ方が良いです。
実は、こういったことは各論みたいなもので、もっと重要なものがあります。
行政書士も廃業する方は、残念ながらそれなりに多く、廃業しないためには、起業家のようなマインドセットが求められます。