唄をうたって
それを生業にしている
正樹くんが店に来てくれました
スタッフの40歳の誕生日を
先日祝ったのですが
その際に来れなかったとのことで
わざわざ
プレゼントを持って来てくれました
唄ってもらいました
近況も含めて
いろんな話が出来て良かったです
元気そうでなによりでした
店の運営も
私の日々の役目の一つです
最近は音楽を演奏する形態も
随分と変わってきました
楽器を使わない人が
どんどん増えてます
もちろん
表現は自由なので
どんな形態でも
良い悪いは無いですが
道具が変わるということは
長い目でみれば
今までやってきたことの終焉を
示唆してると思います
故に
自分がライブをする時は
出来るだけ
楽器をつかってやりたいと思ってます
ギターの神様と呼ばれた
エリッククラプトンでさえ
「ギターの時代は終わった」と
インタビューで答えています
身近な人は
さほど気にしてなさそうですが
こういうのは
遅れても
必ず伝わってくるものです
ビデオスターが
ラジオのスターを消したように
日々、諸行無常
いろいろと変化していきます
ある人から相談をうけました
CDを売ったり
ライブに人を呼んだりする
方法論についてです
CDを月に10枚売るより
月に2000枚売った方が良いと
その人は言います
それは売った方が良いに決まってますが
月に2000枚売る人が
月に10枚売る人に憧れることも
あるわけです
チェーン店でたくさん売るより
小さな店でちょびちょび売る方が
好きな人もいます
売ることが
直接、幸福につながるなら別ですが
仕事をしてれば分かりますが
売ることによって
代償もあります
その人次第です
僕にはなんともいえません
そもそも
その二者択一が
僕の考えには無いからです
サイドビジネス的に
考えてるようですが
僕は全部本業でやっているので
根本的な考えが合いません
10枚を嘆いて2000枚を売る人は
2000枚を売っても
1万枚に届かないことを嘆きます
また嘆がないようにするために
自分より売り上げ枚数が劣る人を
下に見てしまうかもしれません
仮に自分が見なくても
周りの人が分けようとすることも
あるでしょう
どっちにしても
僕はあまりに考えが違うので
なんともいえません
いろんな話を聞くたびに
なんのために店をしていくのか
改めて考えないと
いけないとよく思います
なにが大事か
身近な音楽は
よくそれが変動していきます
時代のせいなんでしょうか?
音楽でなくても
なんでもそうなのかもしれません
お客を呼ばない演者さんが
いつもと同じライブをしてる
で、
「前より良くなった?」 と話す
僕は自分の店のライブを
あまり他人に勧めません
まずその演者さん自身が
他人にあまり勧めてないんです
僕が勧めたい理由がある場合のみ
声をかけるようにしてます
たくさんの演者さんと
いろんな話をします
演者の多くは
時には同業の様に話し
時には私はお客さんだと立場を変えて
時には自分は自分と話を切り上げます
ギターメーカーの銘店
ギブソン社が倒産したそうです
こんど小遣いが溜まったら
レスポールを買おうと思います
終わりの始まりに
僕にはそれを鳴らす義理があります

