奇跡としか言いようがない、開腹した時の状態 | 3人目妊娠中、34歳で超巨大盲腸癌(大腸がん)ステージ3b発覚!

3人目妊娠中、34歳で超巨大盲腸癌(大腸がん)ステージ3b発覚!

ステージ3b。妊娠中に手術。治療そして決意の出産からの多忙育児☆

 

 

 

妊娠中ということで、今後の補助化学療法をどうするかや

赤ちゃんをどうするかということなど、

セカンドオピニオンもしてみるために、

主治医の先生から資料をいただいた。

 

その手術時の内容を見て、奇跡としか言いようがないと思った。

 

わかりやすく書くと、

妊娠中で子宮が大きくなったことで、

盲腸を圧していた。

しかし手術操作には全く支障がなかった。

ということだった。

 

つまり、お腹の赤ちゃんが、まさに身をもって腫瘍部分を押して教えてくれて、

痛くなって気づいたのだ。

しかも、手術の邪魔は全くしない大きさの絶妙な時に教えてくれたのだ。

もしもっと妊娠初期に発覚していたら、

催奇形性の問題から様々な検査もできなかっただろうから、

まずは堕胎後に手術、ということになっただろう。

 

または、もしもっと遅くに発覚したら、子宮が大きくなっていて手術に支障をきたしてしまっただろうし、

もっとステージも進行していたかもしれない。

 

奇跡のタイミングで教えに来てくれたのだと思った。

術後、私は入院中のベッドの上で胎動を感じ始めていた。

この子は、「本当に堕胎することになって残念だけれども、

病気を教えに来てくれた天使ちゃんだったんだね」という子ではない、

どう考えても絶妙の奇跡のタイミングで手術もできて、赤ちゃんも全くの元気で今お腹にいるのだから、

これは教えにきてくれて、そしてこれから「生まれてずっと生きていく子」なんだ、

そう強く感じた。

 

実は、一番最初の子の妊娠が判明する前日に、

不思議な夢を見たのだが、それがずっと頭の中に残っている夢で、

それから何年も経っているのだが今回の3人目の子とつながっている夢だったので、

それもあって絶対にこの子は生きていく子なんだ、と感じていた。

 

だが、現実はそんなに簡単に決断できる問題ではなかった。

切って取ってハイ終わり、ではないのが癌の怖いところだ。

この時点で妊娠15週、出産予定日は遠く先だった。

できることなら産みたいに決まっているが、問題が山積みで悩みに悩むことになる。

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