ブループリント協会
YEメソッド
トウキョウ 死者の書10まではこちら👇
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2016/7/15
「やるべき仕事って何?」
「本当の仕事だな。思いの世界やお前たちの世界に伝えていくのさ」
「何を?」
「音の本質さ」
「どういう音?」
「何か感じるってことがあるだろ? 例えば俺が今回放送記念日にどうしても行かなければならないと感じたとか、Sの電話番号を携帯の連絡先の中に入れておいたりとか、それは偶然のようでありながらも偶然じゃなくて、こっちから発した音によって、人間が無意識化で察するんだよ。こっちは時間がないから、俺が今やったことを10年前に届かせることも可能なんだよ」
「じゃあ戦争とかもやめられないの?」
「こっちでいくら発しても、受け取る人間が我欲に翻弄されていれば、その音を察することはできないんだよ。一番邪魔するからな」
「じゃあ、我欲をなくしておけばいいの?」
「そうだな、しかし、それが一番難しいだろ、今の世の中じゃな。一人の我欲だけじゃなく、大勢の我欲が網の目のように張り巡らされているんだからな。ここから見てもその網の目は強大だよ。本人がその蜘蛛の巣のような網の目の中で動けなくなっているんだ。実は張り巡らした網の目の中で一番苦しんでいるのは自分たちなんだよ。すでに自分が自分だけものじゃなくなっているんだから」
「私はYEメソッドっていうエゴをしっかりと見つめていく手法をおしらせしているんだけど、あれもいい?」
「あれはこっちのシステムさ、お前がそれをキャッチしたんだよ。そういう風にな。どんな情報をいかにキャッチできるかを検討して、提供するかなんだよ」