筋痛性脳脊髄炎ME/慢性疲労症候群CFSは倦怠感をはじめに、多様な症状が全身に現れます。
 
患者さんによって、現れる症状や程度は様々です。
このブログでは“私の症状”をお伝えしていきます!
 
 
ブルー音符ブルー音符ブルー音符ブルー音符ブルー音符ブルー音符
 
 
筋痛性脳脊髄炎の患者さんが、多く併発するのが…
 
 
過敏症!
 
 
私も軽度〜中度の聴覚過敏症、視覚過敏症、化学物質過敏症を併発しています。
 
 
過敏症は、日常生活にかなり支障の出る、厄介者です。
 
 
日常生活を一緒に過ごす、ご家族。
患者さんに会う皆様。
過敏症になっていない皆様も。
 
 
ぜひ!
 
少しでも私たちの感覚を理解して頂けたら、大変嬉しいです。
 
 
今日は聴覚過敏について、お話したいと思います。
 
 
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聴覚過敏って何??
 
大抵の人が意識しないような音や、我慢出来る範囲の音を、苦痛に感じる症状です。
 
 
聴覚が過敏になっている状態を表す言葉で、病名ではありません。
 
実は、ハッキリとした診断の定義はないそうです。
 
 
どんな風に音が聞こえるかというと…
 
・音が脳に突き刺さる
・音が入ってくると、頭を殴られたように痛む
・音を大きく感じる
・音が一定の大きさに聞こえる
・頭の中で音が響くように聞こえる
 
 
これが一体どんな感覚なのか?
 
後のブログで実体験と共に、説明したいと思います。
 
 
聴覚過敏の症状の程度は、人それぞれです。
 
 
また、その人の中の苦手な音の種類によっても、症状の出方は変わってきます。
 
耳を塞ぎたくなるレベルから、体がビクついたり、過呼吸、頭痛、めまい、パニックを起こすレベルまで…
 
実に幅広く現れます。
 
 
音によるダメージを受けた後は、動悸や頭痛を起こしたり、酷い倦怠感で数日間寝込むこともあります。
 
 
体調によって、過敏症が悪化することもあるので、同じ大きさの同じ音でも受けるダメージが全く違うように感じる時もあるそうです。
 
 
確かに。
 
私も体調の悪い日は、周囲の音が2倍になったような感覚になります。
 
 
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なぜ音過敏になるのでしょう?
 
調べていくと、大きく3つの原因に分けられました。
(いつも通り、難しいことは簡単に解説します!)
 
 
1、内小骨筋の反射異常
 
通常は、音が入ってくると内小骨筋が収縮して、音の大きさを制御します。
 
 
簡単に言うと…
 
耳の中の筋肉が、音の大きさのコントロールが出来ない状態。
 
 
2、内耳の反射異常
 
内耳の内有毛細胞の異常
 
 
簡単に言うと…
 
音を脳に伝えるための電気信号が、うまく変換出来ていない状態。
 
 
3、脳機能異常
 
聴覚野の感度の高まり
脳の選択的注意機能の機能不全
 
 
簡単に言うと…
 
音の情報を処理する部分が敏感になって、音が大きく聞こえる。
 
多くの音の中から、自分に必要な情報を選別出来ず、全部の音が一気に脳に入ってきてしまう。
 
 
1、2は治療によって改善の見込みのある状態です。
 
問題は3。
 
今の所、明確なメカニズムはなく、治療法の確立もしていません。
 
 
筋痛性脳脊髄炎で併発する、聴覚過敏は3なのです。
 
やっぱり、脳なんですね!!
 
 
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調べていくうちに、気になる事が出てきました。
 
みんなどんな音が苦手なんだろう?
共通して嫌な音があるのかな?
 
 
まずは患者仲間や、SNSの投稿をチェック。
 
するとNHK発達障害プロジェクトのサイトに、たくさんの生の声がありました。
 
聴覚過敏は、発達障害の方に多くみられる症状でもあります。
 
猫あたまNHK発達障害プロジェクトはコチラ鉛筆
 
 
それらを参考に大きく4つに分類してみました!
 
1、特定の音が苦手
 
・掃除機やドライヤー、洗濯機の大きな音
・水の流れる音
・食器のぶつかる音
・換気扇の音
・クーラーや冷蔵庫の作動音
・ビニールのガサガサ
 
 
2、特定の人の声が苦手
 
・赤ちゃんや子どもの泣き声
・人混みのざわつき
・くしゃみ
・男性の低い声
・女性の高い声
・体育館やホールで響く人の声
 
 
3、予測不能な音が苦手
 
・救急車両のサイレン
・携帯のアラームや着信音
・ドアの開閉音
・ドアのノック音
・車のクラクション
・物の落下時の衝撃音
 
 
4、予測不能な人の声が苦手
 
・怒鳴り声
・見えない角度から話しかけられる
・急に話しかけられる
 
 
なるほど。
けっこう自分と同じものが多いです。
 
苦手な音だけに過敏になる場合と、全ての音に対して過敏になってしまう人がいるのだそう。
 
私は、苦手な音だけに聴覚過敏が現れます。
 
 
「え?こんな音、みんな好きじゃなくない?」
と、思いましたか?
 
問題は、好き嫌いではありません。
 
 
嫌いどころではないのです。
 
【耐え難い音】なのです。
 
 
黒板をキーキー引っ掻く音が耐えられない方が多いでしょう。
 
その音が日常的に頻繁に聞こえるとしたら、どうでしょう?
 
とても辛くないですか?
 
 
上の分類に書いたように、聴覚過敏の苦手な音は日常に溢れています。
 
耐え難い音を聴きながら、生活しなければならないのです。
 
 
生きる上で、音から逃げることは出来ません。
 
ただ生活しているだけで、精神的にも肉体的にも、大きなダメージを受けるということを理解していただけると嬉しいです。
 
 
ブルー音符ブルー音符ブルー音符ブルー音符ブルー音符
 
次回は…
 
・私が聴覚過敏に気付いたキッカケの事件と日常での体感
・…で、結局どうしたらいいの?
 
についてお話ししたいと思います。
 
 
諦めずに、ゆっくり生きましょうハート