今日は造影CT後の診察日

主治医:どうですか?

私:大きな変化はありませんが、暑いせいなのか疲れやすいです。口内の調子が悪くて気分はよくありません。

主治医:CT画像では格別な変化は見られません。右肺に「詰まったような箇所」が見られますが、がん細胞とは断定できず、痰が詰まったようなものかもしれません。血液検査の結果は問題ありません。このまま(タグリッソ服用を)続けましょう。

私:タグリッソがそろそろ効き目が切れるかもしれませんね。もう手はないですよね。

主治医:残っているのはジオトリフの再投与くらいか・・・

 

というわけでタグリッソの投与は継続・・・昨年末には終末医療の話も出ていたのだから、結構延命効果があったということになる。数か月で増悪に転じると思っていたので上出来だ。たぶん主治医も意外に思っているはずだ。

タグリッソの再投与は私から申し出ていたもの・・・標準治療にはない・・・誰かに教えてもらったいわばネット情報でうまくいくことがあるんだ。

 

タグリッソ再投与の条件は「タグリッソの効き目が小さくなって、軽い増悪に転じて治療(薬)を変えて効果が見られず、数か月後に強い増悪に転じた」ということだと思う。つまりタグリッソで消えかかっていたEGFR/T790M陽性のかすかな残り火が再燃したら、もう一度タグリッソで消火できるというわけだ。ただし不明のがん細胞は少しずつ増殖している。この「少しずつ」のペースが全く読めないのだが、私の場合は思ったよりゆっくりのようだ。

 

10日後にはワクチン接種2回目・・・しばらく生きられそう?