今日の診察で主治医の話(血液・尿・X線検査)に特に変化はなく、ランマーク注射やテセントリクとアバスチンの点滴(第7クール)も予定通りで特に変わりはなかった。

 

処方薬についてはこちらから変更をお願いした。鎮痛薬ロキソニンを1日2錠から1錠に、便秘薬モビコールを1日2包から1包に、制酸薬タケキャブを1日1錠20㎎から10㎎に減薬してもらった。がんの治療薬以外については主治医はあまり興味がなく、依頼した通りにやってくれる。

 

服用薬ゼロというのは鎮痛薬(ロキソニンまたはカロナール)、便秘薬(モビコールと酸化マグネシウム)、制酸薬のほかに降圧剤(アムロジピン)をやめるというものだ。点滴・注射は対象外で、カルシウム製剤デノタスは薬というよりサプリメントなので対象外とする。

 

目標と言っても努力で達成できるものではない。これからやるのは減薬実験だ。

 

制酸薬は10㎎への減薬でも問題なさそうだが、ゼロの目途はたっていない。

便秘薬は同様にゼロはまだ難しい。1包でも毎日便通は得られているが・・・

降圧剤はアバスチン副作用の高血圧対策だが、第6クール後でははっきりした高血圧は発生しなかったので、不要になる可能性が高まっている。

 

鎮痛薬については、この3年間で最大のトライアルになる。腰への転移判明から肺腺がんが発覚して以来ロキソニンが欠かせなかった。1日3錠から始めて2錠、1錠と減薬実験を行ったが1錠ではうまくいかなかった。その後、ロキソニンとカロナールの組み合わせを試み、ロキソニン1錠+カロナール500㎎2錠が最少であることがわかってきた。

ところが今回、ロキソニン1錠のみに減薬して1週間経過するがほぼ問題ない。これは3年間で初めての画期的なことだ。今ロキソニンの効き目がが切れるころに軽い腰の張りが感じられる。元々の腰痛は背中の下部いわゆるウエスト周りだったが、張りは臀部周辺いわゆるヒップ周りである。今パクリタキセルの副作用で下肢にしびれまたはだるさのようなものが残っていて、どちらが原因なのかわからない。

 

来週以降ロキソニンゼロ(全く鎮痛薬を服用しないかカロナールのみに代替)を試みる。しかし、なぜ腰痛だったのだろう?