ブログの背景に北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」を使ってみることにした。

小さな押送船を呑みこまんばかりの大波、そして遠くには泰然たる富士・・・船頭にとって今は危機なのだろうか、それとも日常なのだろうか? 毎日怖がっているわけにはいかない、「今日の波はいい波だぜ」という船頭の声が聞こえてくる。

 

昨日は第6クールの点滴だった。テセントリクとアバスチンの2剤になったので大幅に時間短縮した。

点滴前の診察では改めてCT画像の説明があった。それは先週の話と変わりなく、「良くなっているわけでもなく、悪くなっているわけでもない」というもので、「現状ほかに効果的な治療が見つかっているわけでもないので、当面はこのまま続けましょう」ということになった。

なぜだか次の3回分(7月31日、8月21日、9月11日)の予定が決まった。今まで好中球数の確認のため1週前の検査・診察があったけど、今後は好中球の減少はないはずなので基本的には点滴日のみの通院になる。9月には造影CTも予定されている。PD-L1陰性の私としては免疫療法であるテセントリク治療がゆっくり長く続いてくれればいい。来月あたりから毛が生えてくるかなぁ。感染症リスクも小さくなるからまたゴルフでも始めようかな。

 

明日は「孝明天皇の即位礼と大嘗祭」についてオンライン講演(発表)を行う予定だ。3月のリアルの会が流れて4カ月遅れで実施・・・今月は薬剤変更の入院リスクがあったのでできるかどうか不安だったけど、晴れて実施の運びに・・・