3クール目の後、つまり今から3週前、過去一番強い副作用に見舞われた。

結論から言うと、4クール目の後の今は大したことはない。

 

2クール目までの副作用は、ほぼ殺細胞性抗がん剤(パクリタキセルまたはカルボプラチン)によるもののようだった・・主に好中球数の減少と脱毛。3週前の副作用は免疫CP阻害薬であるテセントリクまたは分子標的薬であるアバスチンの副作用が疑われた(個人的見解)。その理由は両者ともに遅効性だという点にある。テセントリクの場合は免疫細胞が活性化するために、アバスチンの場合は新生血管の形成を促すVEGFを標的とするため、いずれも間接的にがん細胞増殖を抑制する目的の薬だからだ。

 

前回のようなサイトカイン放出症候群(併用療法において現れやすい)を疑う強い症状は現れなかった。ただし下半身のだるさ、手足の痛みは軽いものの前回と似た症状だ。体が副作用に慣れてきたのだろうか、それともパクリタキセルとカルボプラチンを減薬したからだろうか。

 

1クール目から血圧が高くなって降圧剤を毎日服用している。このところ正常値だったり少し高めだったりしていた。それが今週はさらに高くなることがある。安静にして測りなおしても最高血圧が140台になる(最初は150台から160)。たぶんアバスチンのせいではなかろうか。アバスチンの副作用の最初に「高血圧」が説明されている。「安静時に繰り返しの測定によっても、最高血圧が180または最低血圧が120を超えるようなら医師に連絡」と書いてあるので、まだまだ余裕はあるけど・・・。

好中球は来週末の血液検査を待たなければ何もわからない。同時にCT検査もやるので効いているかどうかも分かる。