今日は来週の点滴治療に備えての検査と診察の日だった。

 

・・なんと好中球数が1000を切っている・・890台だったかな?

これまでで最小値だ。1000以下だと「感染症に十分注意」で、500以下だと「厳重注意」になる。

主治医は「次回の検査結果を見て点滴をするかどうか決めましょう」と言った。もし500に近づいていくようなことがあれば、抗がん剤を中断して好中球数を上げる薬の投与になるのだろう。

 

主治医はサイトカイン放出症候群(CRS)のことをよく知らなかったようだ。私の症状説明に対してあまりはっきりした反応を示さなかった。確かにネット上の情報でも副作用としてはっきり明示している資料は少ない。

サイトカイン産出は免疫にとって重要なことであり、PD-L1とPD-1の結合はサイトカイン産出を阻害する。PD-L1とPD-1の結合を抑制するのがテセントリクの役割だから、サイトカイン放出症候群はテセントリクが仕事を始めたということだとおもうのだけど・・・。

 

追記

そう言えば、主治医が「熱は出なかったか?」と尋ねてきたのを思い出した。そのときは「ロキソニン(鎮痛解熱剤)を飲み続けているのでベースの体温が分かりません」と答えて、「そうだね」ということになった。

後でテセントリクの副作用を読んでみたら「発熱性好中球数低下症」というのが説明されていた。他の薬と併用しているときに出やすいと書いてある。

たぶん今回好中球数が最小値を記録した理由はlこれなんだろう。3回目になって一番低下したということはテセントリクが作用し始めたことを意味しているだろう。本来の役目(免疫細胞の活性化)も果たしてほしいものだ。