法事と墓参り

金曜日に義兄の三回忌で岡山に帰ってきた。2週間前には義母の一周忌だった。この歳になると、毎年のように葬式と法事だ・・。義母の墓は倉敷にあるので前日に卒塔婆を届けて墓参りをしてきた。

帰って物置の床下に設置したネズミ捕り(ゴキブリほいほい式)を確認したら餌だけ盗られていた。接着面には一面の枯れ葉・・・自然現象なのか、敵の技なのか・・・いずれも捕獲効果は壊滅していた。新たに筒状の仕掛けを作って置いたが、今のところ警戒したのか無反応・・。鼠ではなく、何か別の小動物のような気もする・・。

大阪ではダブル選挙で橋下の維新が大勝利した。「独裁者」「破壊者」しか叫ばず、無政策の体制擁護では負けるだろう。私も他所事だから「都構想」の是非をまともに考えたわけではない。しかし天気がよくなって、投票率が高くなり、無党派層や若者が投票すれば「守旧派」が敗れるのは自明だった。平松あるいは自民・民社(それも府市の・・)の明らかな作戦ミス・・投票直前のテレビ討論をドタキャンしたりして、しっちゃかめっちゃかだったね。次の総選挙で維新が「みんな」と連携して関西地方を引っ掻き回される構図が見えてきて、(中央の)自民・民社はうろたえている。

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「名所江戸百景」今昔:「小梅堤」
ここ小梅村は今スカイツリーで注目される押し上げ付近・・。よく言えばのどかな田園風景だが、ただの農村でなぜ名所に選ばれたのかは不明だ。当時の江戸っ子はこういう風景が好きだったのだろうか。この川は曳舟川とも呼ばれた四ツ木通用水・・本所・深川に飲料水を供給する上水だった。
  
読み解き江戸時代:朝敵徳川慶喜-鳥羽・伏見の戦い、「激戦の始まり」
関東の人間は上野公園の銅像で西郷隆盛をイメージする。しかし未亡人の糸子は除幕式で「こげんお人じゃなか」と言ったとか・・・。銅像のイメージは「犬を愛する人のよさそうなおじさん」だが、実際には傑出した「策略家」だった。復権を狙う慶喜を戦闘に引きずり込み、朝敵に仕立てて失権させたのは西郷の力によるところが大きい。
また岩倉具視がひそかに用意していた「錦の御旗」も絶大な効力を発揮した。錦の御旗は天皇の軍旗であって、これに向かって発泡すれば直ちに「朝敵」とみなされた。これには佐幕派だった諸藩もいちころで、次々に新政府に寝返った(恭順を示した)のである。
      
街道を行く:脇街道を知る⑪「身延街道」、中山道63「鳥居本宿」
  
三都&町物語:江戸「平河町」、出羽「山形」
平河町には獣肉を売る店が多かったそうだ。幕府は鳥や魚以外の肉食を禁じていたが、いつの間にかざる法になっていたようだ。獣肉店に並んでいたのは、鹿・猪・狐・狼・熊・狸・鼬など・・・牛・馬が対象外だ。牛や馬は家畜として飼われていたので、可愛そうだったのだろうね。あんなに可愛くて悪いことなどしない牛や馬を食べる欧米人や現代日本人は残酷??
    
日本全国「藩」事情:「上田藩」
 
暮らし大全:「江戸城の不思議話」「江戸っ子の心を支えたお稲荷さん」「発禁本をのぞき見る」「奇跡の技が生んだ、西陣織」
江戸時代の出版規制の基準は町奉行大岡越前守忠相が出したものである。
・不確かなことや幕府の方針に反する異説を書いてはいけない
・好色本はだめ
・人の家系に関することは書いてはいけない
・徳川家のことは書いてはいけない
・出版物には作者と版元の名前を明記すること
・仲間内で自主検閲をすること
そうは言っても春画や春本は非合法であるものの大目に見られて貸本屋の人気商品だった。
  
偉人・奇人列伝:「上野彦馬」