ちょっと前になるが、5日、6日に山梨に行って来た。東名高速側から久遠寺に向かい、その後甲府に立ち寄り、石和温泉に泊まり、笛吹市の桃祭りをあちこちで楽しみ、中央高速経由で帰った。
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当日は朝から雨で、久遠寺も雨に煙って霞みがち・・。奥の駐車場(1時間300円)から斜行エレベータ(無料)で境内に入る・・。枝垂桜はとっくに満開になっていてもうそろそろ終りそうだが、花の性格によるのかほとんど散ってはいない。
そこから甲府に入る頃には雨も小降りになった。武田信玄も居城とした躑躅崎の館跡にある武田神社(近代になってから建立)に立寄って、宝物館で古文書、刀剣などを見学・・今は、かの有名な「風林火山」の旗が展示されている4メートルくらいはありそうなでかいものだ。「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」:疾(速)きこと風のごとく、徐(静)かなること林のごとく、侵掠(略)すること火のごとく、動かざること山のごとし」の名文句だ・・金泥で描いてあってだいぶ色落ちしているので地味に見えるが、当時は豪華な目立つ旗だったのだろう。ここの桜もそろそろ盛りを過ぎているがまだ見ごろだ。
そのあと甲斐善光寺(一時期信濃の善光寺を戦乱から守るために移したらしい)に立ち寄り、近所の蕎麦屋でほうとう鍋を食した。入っているのはカボチャを始め野菜だけなんだね。麺というより団子のように太いほうとう・・・土産で売っているものよりごっついね。ここの桜の数は少ないけど、本堂をバックに立派な桜があったのでパチリ・・。

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このあと石和温泉に泊まって温泉を満喫・・と言っても、特にどうってことない温泉だったけどね。近くの温泉通り(数百メートルの直線の堀があってその両脇が道になっている)を散策して宿を出た。石和町、一宮町などは合併して笛吹市になった・・・この辺り一体は桃園とぶどう園が多く、夏秋には桃狩り・ぶどう狩りで楽しめるが、春の桃の花が咲く頃に桃祭りと銘打って各種行事を企画して集客を図っている。この日は平日なので特に行事もなく静かだったけど・・。甲斐国分寺跡を見学(地元の古老が説明してくれる)して、近くの桃園を散策・・。桃って斜めに植えるんだね。そして斜めに伸びる枝を伸ばすことで樹高を低くして収穫しやすくしているらしい。そのあと信玄餅で有名な桔梗屋で食事(甲州名物蕎麦と鳥モツ)をしたあと、これも有名になった菓子のアウトレットで買い物・・。そのあといろいろ観賞用の桃が植えてある桃園を見学し、90分の桃園巡りウォーキングに挑戦?した。

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