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これは20センチほどのゴーヤを収穫してテーブルに置いていたところ熟してしまったものだ。表面が徐々に黄色あるいはオレンジ色に変わってきて、しばらくすると写真のように自然に割れてしまう。中の白いワタはなくなっており、タネの周りが真っ赤なぬるぬるしたもので包まれる。
この赤いものを取ってやると中から茶色っぽく硬いタネが出てくる。このゴーヤの場合は28個のタネが入っていた。しかし5個は真っ白で柔らかくてNG、15個はそこそこの茶色になっていたが、水に入れると浮き上がってしまう。残りの8個は水に沈んだのでちゃんと中味が詰まっているのだろう。これを分けて保存して、来春の発芽率の差を確かめてみることにしよう。
いずれにしてもテーブルで熟したものから採れるタネはは未成熟の恐れがある。そこで、今ぶら下がっている最大級(30センチくらい)のものを、そのまま熟させることにした。

義父の話では昔「れいし」というゴーヤに似た植物を栽培したことがあるという。ゴーヤと同じものらしいが、あまり実が大きくならない品種だったらしい。当時は未成熟の実を食べるのでなく、成熟させて赤いタネの周りの部分を食べたらしい。おやつの代わり?? 確かにあの苦いゴーヤが熟すと全般的に甘くなる・・柔らかくてゴーヤ特有の歯ざわりはなくなるが・・。