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「花に嵐」の譬えどおり、昨日は台風並みの強風が一日中吹きまくり、満開を過ぎていた染井吉野はほとんどが散ってしまった。桜並木の道路にはピンクの花びらが一面に散っていて、これもまた風情である。
写真のトップは今朝の久里浜行政センタの入口脇の山桜である。山桜は色々種類があって咲く時期も異なるが、多くは染井吉野のあとでもしっかり咲いている。普通は染井吉野よりピンクが薄く、真っ白に近いものも多い。ここの花は芯の近くが少しピンク色である。
小学校時代の男性音楽教師に「山桜」というあだ名が付いていたのを思い出す。色白で優雅な人かというと、そういうわけではなく単に「出っ歯」だというに過ぎない。山桜は「花より先に葉が出る」ので、「鼻より先に歯が出る」に引っ掛けたものだ・・・こりゃ子供の仕業ではないな。
その下は、神明公園にある山桜、その下は尻こすり坂の途中にある山桜だ。写真では分かり難いが、花の色や葉の出方が少しずつ違う・・・・。久里浜から野比にかけての山肌には多くの自然種の山桜が咲く。
ソメイヨシノ(染井吉野)はエドヒガン系のコマツオトメとオオシマザクラの交配で生まれた観賞用の桜である。江戸時代の後期から明治時代にかけて江戸の染井村(今の豊島区内)の造園師たちが育成して売ったものである。当初は山桜の代名詞である吉野桜として売っていたが、後に山桜ではないのでソメイヨシノと命名された。つまり吉野山(和歌山)とは何の関係もない。
また早咲きの桜で有名な河津桜も寒緋桜と大島桜(オオシマザクラ)の交配種であると言われる。伊豆の大島に多いオオシマザクラは「混血美人を作るハンサムお父さん」だということらしい。

出来事(4月5日~9日)
園芸:昨日の嵐で、ブロッコリーの苗がまた倒された。何回も倒されるので生育も遅く、収穫できるかどうか不安である。駄目になったら全部ズッキーニを植えてもいいけど、まだ1本も発芽しない。
運動:ここのところWiiSportsばっかり・・・。ここでも体力年齢を測定するプログラムがある。昨日は苦手なボクシングのテストが2種目もあって71歳と判定されてしまった。その前数回の平均は30歳前後だったので、あまりに落差が大きい。
生活:今年は花粉症がきつく鼻水の出る頻度、目のかゆくなる頻度が高い。ただし、外ではほとんど出ないのに家の中でよく発症する。ダスト(ダニ)との複合反応なのだろうか。