食道全摘手術を終えた父。


もともと朝まで麻酔で眠ります、とのことで

翌日の朝、麻酔から目覚めました。


高齢のため、せん妄などの説明も受けていましたが、しっかりとしていました。

また、声も出ていそうで、安心しました。


その後、肺炎になりかけたため、結局6日ICUから出られませんでした。


その頃には、腰のチューブなども取れ、ずいぶん楽になっていたようでしたが、念のため歩行訓練などが延期になっており、本人はそれをとても心配していました。


声もよく出ていて、とても順調におもえました。


年始には、術後10日すぎでしたが、食事も開始されました。

といっても、重湯と味噌汁みたいな。

量が多く、送られてきた写真をみて(こんなに食べられるのかな?)と感じましたが、本人は早く退院して元気になる事を目標に、一生懸命食べていました。


喉のつかえやダンピングなどもそれほど気にならない様子で、順調でした。


※この頃、歩行のほか。飲み込みのリハビリや、嚥下の状態確認など毎日みていただいていましたが、

その間だれからも、口に入れる量についての指導はなく、父は普通サイズのスプーンで食事をとっていました。


2025年12月末。


10時間程と聞いていましたが、結果12時間に及ぶ手術になりました。


食道全摘手術と、胃管?胃を喉と繋げる手術。

ロボット手術です。


手術終わりに、先生からとったブツを見せてもらいました。

「綺麗に取れたと思っています。リンパが腫れているところがあったので…検査に回してみないと…」


とおっしゃっていましたが、それがどういう事なのかあまり当時わかっておらず。

でも、なんとなく父にはその後も言えずにいました。


※手術前には、リンパ転移の可能性は低く、ステージ1と考えている。治療は手術だけで終わる。と言われていました。



夜10時頃、ICUに戻った父をみたら、当たり前ですが生気がなくて。母もいたのでその場では堪えましたが、1人車に戻ってから、自宅に帰ってお風呂に入るまで、涙がとまりませんでした。何故なのかはわかりません。


とにかく、たいそうな事をしてしまったのだなぁ。と思いました。




2025年11月に食道がんと診断されるまで


父76歳。この歳になっても週3️⃣は飲み歩き、釣り、ゴルフ、散歩、旅行も大好き。この年には、ロスに野球観戦旅行✈️へも行きました。


毎年、春に健康診断を受けていたが、後期高齢者になり予約するのが億劫で、10月に健康診断をした父。

いままでの検診専門病院ではなく、かかりつけにて。


10/22に、胃カメラで「何か喉にあれているところがあるから」と、組織を取られたと、文句を言っていた。

検査結果は食道がんの疑い。


そこから、大きな病院(後悔)を紹介してもらい、MRIやCTなど、あらゆる検査を終えた結果、『ステージ1の食道がん。食道全摘手術をお勧めする』



ネットであまり調べない方がよいですよ。と言われたけれど、色々調べてもあまり食道がんの方がおらず。


地方の病院だけれど、ロボット手術は他県から大先生がいらっしゃってくださる、最高の手術をお届けします!と言い切ってくださったのもあって、手術を決意。

放射線治療などの話はききませんでした。

また、術後の生活などの説明もありませんでした。


「後期高齢者になる父が、癌の手術をして、しかも消化器を取るっていうのは、今後の生活が不安です。可能な限り、元の生活、美味しいものを食べたり、旅行に行ったりしたいのですが、手術が最善だと思われますか?」

この質問を、消化器内科、外科の先生にしましたが、いずれも「そのためにするのです」のお答えでした。


そして、12月末に手術。


手術までは、美味しいもの食べに誘いましたが、お酒とタバコを禁じられた事と、心労で、食が細くなってしまい、すでに3キロほど体重減少してしまったのでした。