ついにこのブログで仕事の告知を出来る時が来ました……!!
まだ見ぬ息子よ、パパちゃんと働いてるんやで。

さて作家です、と名乗ってるわりには四年間小説を出していなかった砂守ですが、ようやく新作が出ます。
(と書いてから思いましたが、アイマリンプロジェクトのWeb小説が先に出ていたので四年ぶりでもなかったですけど、これはちょっと特殊な形態なので……)

その間作家業をさぼっていたわけじゃないんですが、結局出なかったゲームのシナリオに一年使う、みたいな最近の作家あるあるもあり。
まだ世に出てない企画はあったりしますが、それも「働いてるアピール」には使えません。
機密保持契約あるので……。

ということで、ここしばらく表面的には「作家やめてDJになったのかなあの人」状態だったわけです。

ちゃんと書いてましたよ!

本来はロサンゼルスで行われる「Anime Expo(AX)」で発表予定で、僕もLAに行く予定だったのですが、コロナで今年はオンライン開催。「AX Lite」での発表となりました。



 

新作「The Bloodline」がアメリカ「J-Novel Club」で電子出版されます!

https://j-novel.club/top

まさかの英語での新作小説です。
書くのは日本語で書いたのですが、翻訳してもらっての英語版がこの作品の最初のリリースになります。
色々理由はあるのですが、一番は

 

「今、世界に向けて問いたい物語だから」

僕の過去の作品と作風がかなり違います。

——生まれながらに短命と宿命づけられた少年と、永遠の若さを持つ王族の少女のラブストーリーと冒険の物語

血で支配された世界で、分断と闘争を描くダークファンタジーです。

実は過去に出している作品は、ある種「企画」というか、最初からお題があって書いたものです。
そういう意味では純粋な僕の「趣味丸出し」な作品はまだ書いてませんでした。
ということで、この作品がある意味自分の作家としてオーパスワンというか、スタートラインです。

この作品、めちゃくちゃ苦戦しまして、構想からリリースまで四年以上かかってしまいました。

何故か!

ということを書いていたらあまりにも長くなったので、続きは明日。