沢山の祝福の言葉をありがとうございました。
というわけで、昨日から引き続いてコロナと妊娠の話。
この三ヶ月間、コロナ禍の中での妊娠ということで、色々と不安なこともありましたし、逆に良かったと思う部分もあったりします。
※マスク着けた妊婦の画像をいま雑に作りました。マスク単品を素材で提供してるいらすとやさんは流石です。
そろそろ記憶も薄れてきているのでメモ的に書いておきます。
喉元過ぎるとすぐケロっと忘れちゃう性質なので書いておかないとな、という気持ちです。
◆コロナウィルスと妊娠について(※2020年7月現在の情報として)
まず、前提として、現時点での客観的なところを書いておきます。
https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/perinatal/bosei/covid_bosei_kusuri.html
・妊娠中は重症化しやすいのか
・赤ちゃんに影響はあるのか
今のところ、どちらも「そういう情報はない」ということのようです。ただし、妊娠中はそもそも感染リスクが高いうえに使用できる薬にも制限があるため、普通よりも感染予防については気をつけたほうがよいとのこと。
はっきりとリスクのある高齢の人、持病がある人ほどではないですが、しっかり気をつけないと、という状況です。
◆リモートワークはありがたかった
最初に少ないながら、良かった点を。
元々僕は自由業、どこでも仕事が出来るのですが、妻はオフィスワーカー。つわりの期間中、リモートワークで家にいられたのは大変ありがたいです。
調理中のにおいがとくにダメ、ということで、基本的に僕が三食作ってまして、流れで今も大体作っています。
なお、感染を避けるために今もリモートワーク継続中です。
※「母性健康管理指導事項連絡カード」というのがありまして医師に相談するともらうことが出来ます。
電車などで感染するかも、というストレスはかなり大きいので大変ありがたいです。
厚生労働省のページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11067.html
家事を自分がやる流れが出来たので、このまま育児までがっつり頑張りたいと思っています。
◆ストレスと不安
そもそも妊娠中は不安だらけです。不安要素多すぎてびっくりします。
ネットを見ても、出産についての書籍を読んでも、役所でもらったパンフレットを見ても。
不安になることばっかり書いてある。
「○○は食べてはいけない」という情報があったと思ったら「そうでもない」という情報も出てきたりして……検索すればするほど振り回される。
とにかく公的な情報だけを追うようにしてましたが、それはそれで分かりにくかったり。
で、そこにコロナのあの雰囲気がどーんと乗っかる形になりました。
外出自粛の中で相談できる相手もおしゃべりに付き合ってくれる相手もおらず、元々人と会うことが多い生活だったところからの急激な変化で家庭内はどんよりとした雰囲気に。
いわゆる「Zoom飲み」なんかで話相手を作ってからは少しだけマシになりましたが……特に4月と5月前半あたりは本当にストレスに苛まれていました。
最近は妻の体調もよくなり、僕も打ち合わせなどで出かける機会もあって雰囲気はかなりよくなりました。
なんだか感染者数が増えてきて心配ですが……。
◆里帰り出産
現状、我が家の最大の懸念がこれです。
初産だということもあり、里帰り出産を希望しているのですが、妻の実家のエリアの医療体制は東京のように充実はしていません。
一時は里帰り出産はお断りに。
今は受け入れが再開されましたが、それでもなかなか厳しい条件があります。
具体的には三十週までに帰省し、二週間自主隔離してからでないと妊婦健診を受けられない、というものです。
もちろん、医療崩壊を招くわけにはいかないので仕方ないことです。
でも「そもそもコロナがなければ……」と思ってしまうのも人間なのでしょうがない。
その上、東京から来た人間(つまり、想定されるのは僕です)と接触があった場合、再度二週間の隔離をすること。ということは、妻だけ里帰りをして、夫が東京から様子を見に通う、というよくある里帰り出産のやり方は不可能になっています。
もし再び緊急事態宣言が出たらそれも不可能に……うーん、想像したくない。
でも可能性として想定はしておかないと。
◆まあなるようになるよね
ということで、まだまだあるのですが、ただでさえしんどいコロナ禍の中で妊娠中という特殊な状況が重なって大混乱、という三ヶ月でした。
音楽の仕事には当然コロナ直撃中で、いまのところまあしのいでますが、これから来年にかけて仕事そのものが減ってしまうのは確実だと思っています。
海外はもちろん、国内もステージ関係は全部なくなりましたし、当初は比較的影響の少なかった音楽制作なんかにも影響はどんどん出てきています。(あったはずの仕事が延期、あるいは中止など)
ただでさえ育児で支出が増えるのに、この状況……ってことで鬱々としそうになりますが、きっとなんとかなるでしょう。
なるべく笑顔で過ごしたいと思います。