人間社会がアセンションする過程においては、そこに暮らす人々が各自それぞれの役割を果たす必要があります。つまり、各自が自分らしく生きると言う事です。

 

その自分らしい生き方の中に魂としての最も必要な学びがあり、各自のその学びが、社会集合体としてのアセンション過程を押し進めているのです。

 

全ての人がライトワーカーであったらどうでしょうか?

 

 

もしその様な社会であれば、そもそも3次元世界として成り立たないでしょうし、仮に成り立ったとしても何事もないかのように普通の日常の中で知らぬ間にアセンションして行く事でしょう。

 

アセンションには、岩戸を閉める役と開ける役とがあります。

 

それは、これまでの3次元社会をキチンと終わらせる役と、4次元社会をキチンと立ち上げて行く役とがあるのだと言う事です。

 

その全てを自分が自分がと、背負い込んでしまう必要はありません。例えば、現在進行中の偽ワクチン問題について、自分も積極的に何とかしなければ大変なことになってしまうと思い悩む必要は無いのです。

 

農家がジリ貧の中で消されて行く現実に危機感を抱いて、ここでも自分も前に出て何とかしなければと思い悩む必要はありません。ウクライナでの戦争に自分達の税金が使われて行く事を止めなければと、思い悩む必要もありません。

 

そうした閉じられるべき扉と言うのは、その役割を担った人達によって進められて行く事であり、各自は自らの立ち位置と役割の中でその流れに歩調を合わせて行けば良いのです。

 

例えば、偽ワクチンの問題であれば、その反対運動の前線にまで行って共にという事は、多くの人々にとっては難しい話です。しかし、日常的な会話の中で自分の考えを示す事は出来るでしょうし、それを推進する企業グループの製品をボイコットする事も簡単に出来るでしょう。

 

この様に、大切なのは自分の立ち位置・役割を知った上で、その役割をキチンと果たすと言う事なのです。

 

そして、スピリチュアルに関心を持つ多くの人々の役割と言うのは、そうした岩戸を閉める役よりも、岩戸を開く役の方により比重があるものです。

 

つまり、自らの日常を着々と4次元世界の現実へと置き変えて行く事によって、古い世界が閉じられた後に、周囲の人々にその世界にあった生き方を示して行く事が出来るのです。

 

「最近、あの人はとても楽しそうに暮らしているけれど、あぁい言うのを見ていると、これからの時代は競争をしたりお金を追い掛けたりしなくても、ただ、楽しく充実して生きるて行けばそれで良いのではないかと考えさせられるよ。」

 

周囲にこの様な影響を与える事が、岩戸を開く人達の役割です。

 

現在、これまでの社会が崩れ行く現実の中では、「何とかしなければ!何とかしなければ!」と気持ちだけが空回りしやすい環境に置かれがちです。しかし、そこで思うように自分が何とか出来る訳でもなく、それでは心だけが蟻地獄の中に飲み込まれて行く事になります。

 

ではどうしたら良いのかと言えば、1つには「信じる」ことです。

 

自分が自分の役割として4次元波動を維持し、4次元的なあり方を日常の中に育てて行けば、その波動と引き合った人々の活躍によって3次元の岩戸はキチンと閉められる事になるのだと。

 

全てを自分がやらなければと焦り、自分を空回りさせながら低波動に沈んで行くのは避けたい所です。

 

波動によって成り立つこの仮想現実世界の仕組みを信頼し、自分の中にポジティブで調和的な日常を現実化して行く事こそが、ここにいる人達の第一の役割になるのです。