これまで古い社会システムの崩壊が進行中と言っても、その全体像を把握していない多くの人にはいまいちピンと来ないと言うか、実感が伴わないのが現実であったのかも知れません。

 

しかし、先だっての東京株式市場の史上最大の暴落時には、一時的にとはいえ肝を冷やした人も多かったのではないでしょうか。

 

この様に、古い社会システムの崩壊と言っても、結局のところ公式なディスクロージャーがあるまでは一般的な人々がそれを実感できる部分は少なく、その中でも例外的に分かりやすいのが株式市場など金融市場に絡んだ大暴落であるのだと思います。

 

 

この金融市場の大暴落と言うのは、短期間に一直線に大底まで下がり切ってしまうものではなく、大きな下落とリバウンドを繰り返しながら年単位・10年単位での下落基調を描くものになります。

 

これがどういう事かと言えば、既に大暴落は始まっている可能性が高いのだと言う事であり、その第一波が先だっての大暴落であったのだと言う事です。

 

そして、そこからのリバウンドによる上昇が起こっていた訳ですが、前回の高値を越えることなく第二波の下落が始まり、その下落基調の中で遅かれ早かれ前回の安値を下回って来る可能性があります。

 

その第二波の下落基調が、昨晩のアメリカ市場から始まった可能性があるのです。

 

つまり、古い社会システムの崩壊と言うのは2時間ドラマや映画の様なコンパクトにまとめられたスパンの中で起こるのではなく、年単位・10年単位と言うスパンの中で起こる人生上の出来事になるのだと言う事です。

 

10年後に株式・債券・為替チャートを振り返った時に、あぁ、この金融市場の崩壊劇は2024年の夏から始まっていたんだなと言う事が分かる、そう言った規模の話になります。

 

ただ、今回について言えば、崩壊が行き着く所まで行くのには数ヶ月~3年程度の時間で十分なのではないかと思っています。なぜなら、これまでの様にシステム内での循環的な暴落ではなくシステム自体の完全崩壊であるために、いつまでもダラダラと時間を長引かせること自体が出来ないのです。

 

さて、この様にアセンション過程における3次元世界の崩壊は確実に進行しており、こうした見通しをどの様に活かすのかと言う所が、私達各自の問題となって来る部分です。

 

基本的にはサバイバルモードに入る人が多いのでしょうが、その流れが3次元残留コースである事は、皆さん頭では理解されている事だろうと思います。

 

つまり、私達の課題は頭で理解する事ではなく(それは前段階における課題)、その思考(知識・情報)が信念(常識・世界観)にまで浸透して「行動」の中にまで表れて来るかどうかが問題なのです。

 

落ち着いて調和的に、ポジティブな歩みを進められるかどうかと言う事。ただ、それが完璧に出来てしまえば、4次元を超えて5次元にまで行けてしまう訳であり、取り敢えずは4次元にまで行ける程度にその可能性を行動(波動)の中に示す必要があるのです。

 

その時、先だっての大暴落時の教訓は大きな財産となるはずです。なぜなら、そうした経験が今後繰り返しやって来る可能性が高いからです。そして、それは金融市場での出来事に限った事ではありません。

 

食糧危機や経済崩壊やインフラの崩壊や自然災害や(免疫力低下による)疫病の蔓延など、何が起こるか分からないのです。

 

ただ、それは私達が魂として見ているこの仮想現実におけるアセンション劇場の、洗い流すべき古いシステム・価値観の大掃除と言う、もっともスリルのある時間帯の中で一時的な出来事になります。

 

そして、その先には新しく4次元のワクワクと調和的な社会システムが立ち上がって行く事を、私達は知っているのです。そこへ辿り着く方法も知っています。

 

あとは、単に頭の表面(思考)で理解したその知識・情報が、どこまで腹の底(信念)にまで落とし込めているか、つまり、行動として表す事が出来るかと言う所に私達の今からの挑戦があるのです。

 

金融市場において、下落の波が来るたびに慌てふためく事はやめましょう。そういうレベルで世界を経験するべきではありません。

 

私達は4次元世界までの地図を持っており、進む道のりも分かっている訳ですから、そうした一歩上の視点から世界を経験して行く事が出来るのです。そうであるのだから、そうしましょう。