チャネリング情報を読んでいて、「あぁ、なるほど」と思った事がありました。以下、そのチャネリングからの引用です。

 

・・・・・・・

 

あなたの移行が複雑になったのは、あなたが愛する人たちが移行の決断をする際に彼らと交流することを考慮しなかったからです。また、3D に残る人々が、見つけられる限りの 3D のかけらをどれほど熱心に保持するかについても、あなたは予見していませんでした。

3D にしっかりと絡みついている人々を観察するにつれ、あなたはますます居心地が悪くなってきました。必ずしも彼らのことを心配しているからばかりではなく、彼らの恐怖があまりに根深く、憎しみと怒りが世界中に噴出しているからです。

 

 

・・・・・・・

 

ちなみに、ご存じない方もいるかと思うのですが、今では自動翻訳によって海外の様々な言語の情報を普通に閲覧する事が出来ます。私はグーグルを使っているのですが、外国語のページは勝手に日本語に翻訳されて出て来ます。便利な時代ですね。

 

今後、半導体が新しいタイプのものに切り換えられて行く事になれば、翻訳に要する時間が限りなく縮まって行き、音声・会話も瞬時に多言語に置き換えられて世界中の人々と自由に会話する事が出来る様になります。

 

スタートレックの世界が、また1つ現実化されて行く訳ですね。

 

さて、本題に戻りますが、魂は「自分のアセンションの道のり」に意識を集中してそれに取り組んで行く訳ですが、自分がある程度の道のりを進んだ先で、周囲の3次元に残る人々の道のりに関わる事についてはそこまで深く想定していなかったようなのです。

 

この辺は魂のルーツによってもそれぞれに異なるとは思うのですが、確かに3次元に残る可能性がある人のアセンションの道のりに深く関わると、理解できないレベルで八方塞がりになってしまう事があります。

 

そこまでの関りを持つのは、主に家族などの深いかかわりに限定されて来るのかも知れませんが、結局最後は本人が自分から変わってくれなければ、もうどうしようもないと言う事実を受け入れるしか選択肢が無いのです。

 

特に高齢者の世代の方達と言うのは、「殺人事件」「悲劇的な事故」などを「ニュース・ワイドショー・新聞・週刊誌・世間話」等を通じて社会的な娯楽として扱って来た時代の人々です。また、高度経済成長からバブル経済へと至る、The3次元の世界を生きて来た人々でもあります。

 

 

これらは敗戦によって日本にも大衆弱体化政策が浸透して来た影響によるもので、それについて各個人を否定しても仕方のない事であると言えます。とは言え、その洗脳の影響を外から他者が解こうとする事は、絶望を積み上げる作業以外の何ものでもない様にさえ思えます。

 

結局は本人がその意志を持たない事には、ただ、見守る事しか出来ないのです。

 

例えば、そこにある不安と恐れを自分なりに理解して、まず、当たり障りのない所からこうしてみてはどうかとはじめの一歩をアドバイスします。ところが、それさえも思いつめ顔で悩み込み、拒絶すると言う事があります。

 

こちらとしては完全に理解不能な反応なのですが、よくよく考えを重ねて行くと「ネガティブを避ける方向に100%の意識が向いる」事に原因があるようです。「自分でポジティブな方向に立て直す意識が0%」である訳で、これではどうしようもありません。

 

「ポジティブな方向に向かって欲しい」と言う思いはとても強くあるのです。しかし、それは「自分が全力でネガティブから逃げ続けている」間に、外側から状況が変化して欲しいと言う事なのです。「自分がポジティブな流れを生み出す」と言う発想が、完全に欠如している様に見えます。

 

これが、高齢者世代に限定されたものかと言えば、そうではない様に思います。高齢である程にその傾向が強くみられるものの、大人から若者世代にかけても程度の差こそあれ同様の傾向が見られます。

 

それは、3次元の現実の中で我慢して耐え続けているうちに、外側からアセンションがやって来る事を待ち続けている「妄想型のアセンション依存心理」にも当てはまる状態です。

 

私が40代前半でサラリーマンを辞めたのも、周囲の人々のそうしたあり方と付き合い続ける事に限界を感じたからでした。

 

「ネガティブを避ける事に100%集中」しており、「自分でポジティブな流れを引き寄せる」と言う発想が無いのです。

 

繰り返しになりますが、「ポジティブな流れに向かって欲しい」と言う欲求はみんな持っています。しかし、その上で自分のやるべき事について、外側からポジティブな流れがやって来るまで「徹底的にネガティブから逃げ続ける事」と決めつけてしまっているのです。

 

ここで一歩踏み出せば、大きくポジティブな流れを引き寄せられると働きかけても、「ネガティブを排除する視点」しか持っていない人には、そこにあるほんの数パーセントのリスクしか見る事が出来ないのです。

 

ただ、どの人生でそれを経験するかであって、今回アセンションをする全ての魂たちも、過去の人生の中ではそうした経験を幾度となく積み重ねて来たものと思われます。

 

そうした諸々を含めて悩み考えて行けば、結局のところ「見守る」と言う以外に選択肢が無いように思えて来るのです。そして、それとは異なる生き方があるのだと、自らが隣に示して行く事です。

 

単にアセンションするのかしないのかと言う問題よりも、より多くの魂が、この現実の中から有益な学びを得て行く事が出来たら、それが一番良い事なのかも知れませんね。