ネガティブな支配者達が、旧世界を支配する上での道具として利用して来たG7(先進7か国)体制。その支配体制を打ち破る新たな世界秩序として拡大を続けているのがBRICSです。

 

G7がアメリカを頂点として先進国、新興国、途上国と、世界をピラミッド構造に積み上げていたのに対し、BRICSでは各国が手を繋いで円になった構造に例えられる事があります。

 

 

それは上下関係の中に各国が居場所を見つけるものではなく、自立した国々がより良い関係を築くために、広く浅く連携し合った組織構造へと向かっています。

 

今日の記事のタイトル「誰かを敵に回すための同盟ではない」と言うのは、BRICSへの正式加盟を目指すタイの外務省報道官の発言です。

 

 

 

 

これまでの世界は、常に二極対立構造へと向かって来ました。米ソ冷戦、米中経済戦争など等。そうした中で、その対立構造から抜け出し、お互いに仲良くやって行く為のシステムへと世界の国々が雪崩を打って向かい始めているのです。