現在、人間集団としての私達は、3次元世界から4次元世界への移行を試みています。それは、あらゆる面において、私達の生き方・あり方を「変化させる」事によって達成できるものです。

 

ここで、誤解のないように確認しておけば、これは「変化する」のではなく「変化させる」のだと言う事です。そして、「変化させた」人達が、4次元世界へと自らの経験世界(つまり、魂として見ているこの明晰夢)を移行させる事になります。

 

こうした移行過程を進む程に感じられて来る事は、人の経験と言うのは自分を中心として全てが1つに繋がっているのだと言う事です。

 

 

例えば、3次元の比較競争的な現実の中に没入していると言う事は、単に比較競争的な意識で世界を経験すると言うに留まらず、全てがそれに合わせた現実として経験される事になるのです。

 

田舎よりも都会へ向かったり、地元の食材よりも世界の食材を志向したり、趣味よりも残業を優先したり、家庭料理よりも外食を多く好んだり、手作りよりもブランドを好んだり・・・。100%全てがと言う意味ではなく、そうした傾向が強まると言う意味において。

 

それが、3次元の経験世界を生きると言う事です。こうした現実の中から、ワクワクと調和的な価値観を見出し自分の個性に会った側面から、徐々に4次元的な経験へと移行させて行く事が私達各自の取り組みです。

 

すると、それが次元移行のタイムラインとして形作られて行き、社会的・世界的・宇宙的なイベントとして起こる大きな混乱を伴う次元の切り換わりの際に、その大変化に弾き飛ばされる事無くついて行く事が出来るのです。

 

上に挙げた例から見て頂くと良く分かると思うのですが、3次元的な現実と言うのは「お金」に依存したあり方になります。そのため、これまでの搾取的な金融システムが崩壊してお金の価値が失われれば、自分では何も出来ないと言う事になってしまいます。

 

しかし、4次元的な経験への移行を進めていた人たちは、スローライフ的な自分で日常を創造する現実を育てていました。それが完成していなくとも、そうした現実を創造する軌道を捉え始めていたと言う事です。

 

言って見れば、4次元へジャンプアップする為に助走を付けていたと言う事も出来ます。しかし、その助走をなくしていきなりジャンプをしたのでは、それだけで4次元にまで届こうと言う事には無理があります。

 

つまり、自らの日常の中で助走をつけ始める事なく、ただ新しい情報を追い掛けてジャンプのタイミングを待っている事が、いかに無謀な事であるかを理解する必要があります。

 

本試験としてのジャンプのタイミング自体はまだ数年先になる可能性が高いですが、そこへ進めるかどうかの一次試験のジャンプは今年から来年にかけての時間の中に表れて来る可能性が高いです。

 

つまり、3次元に残るタイムラインと4次元へ進むタイムラインとが完全に分離し、それ以降タイムラインの移動が出来なくなると言う事です。

 

例え誰が何と言った事であっても、未来に関する事はあくまでも可能性の1つです。しかし、私達の近くにある可能性もあれば遠くにある可能性もあるのです。

 

そうした中で、「タイムラインの分離」と言うのは多くの予言やチャネリング情報の中に共通して伝えられている事であり、私達の人生がそうした時間の中にある事もほぼ疑いの余地はありません。

 

これを後ろ向きに捉えれば、とても不安で恐ろしくなる事かも知れません。しかし、前向きに捉えればこんなにも素晴らしい機会は、宇宙的に見てもそうそうある事ではなく、見方によっては宇宙初としての試みも含まれているのが今回のアセンションなのです。

 

前向きに進んで行きたいですね。

 

電子書籍「アセンション 最終章」2024年~2025年 タイムラインは分離し、アセンション過程の最終章が始まる!