遂に中東での紛争が、大規模な戦争へと発展し始めている様です。これによって、世界が大きく動き始める事になるのかも知れません。

 

例えば、軍事的な意味では私達はそこから離れていますが、これによってペルシャ湾・ホルムズ海峡が封鎖される事になれば、日本をはじめ世界が必要としている石油の多くがストップする事になります。

 

また、今回はどう動くか分かりませんが、有事のドル買いとなれば円安ドル高となり、現在の円安の流れが一層加速する可能性もあります。

 

 

これらはいずれもインフレ(物価上昇)へと繋がり、私達の生活に大きな負担が掛かって来る事になるのかも知れません。

 

また、アメリカはイスラエルと二人三脚の状態である為に、日本も軍事費支援の要請を受ける可能性があります。しかし、それに応じれば、中東諸国からの石油の輸入が一層の困難に直面する事になりそうです。

 

つまり、日本も他人事ではないと言う事です。

 

こうした中で、スピリチュアル的な側面から私達が心しておくべき事があります。

 

それは、こうした物質世界の現実と言うのは、魂として見ている明晰夢の背景であると言う事です。

 

物質世界が量子や可視光線の働きによって生み出されているホログラム(仮想現実)である事は、科学(理論物理学・量子論)的に明らかな事実です。

 

そして、その仮想現実が「観測する者(私達の意識)」と「観測されるもの(目の前の世界)」との相対的な関係によって成り立っている事も事実です。

 

つまり、自分の波動が変われば、そこに映し出されている世界の波動も変わるのだと言う事です。

 

言い方を変えれば、明晰夢を見ている魂の波動が変われば、それに応じて見ている明晰夢のストーリーが変わって来る事になるのです。

 

この事から分かる様に、私達はこうした明晰夢の世界のドラマに囚われて、不安により波動を下げる事は避けなければならないところです。ネガティブな勢力と言うのは、そうして人々を自分達が支配する3次元領域に留めようとしているのです。

 

そのため、私達は自らの日常における今・ここから、4次元世界へと繋がるタイムラインを常に意識しながら、その前向きな道のりを辿り続けて行く必要があります。

 

この時、その足を引っ張るのが「変化に対する恐れ」です。

 

例えば、お金による支配が無い世界への移行を望みながら、これまでのお金の価値(仕組み)が維持され続ける事を望む事はよく見られる矛盾です。

 

今ある自分を縛り付ける仕事から解放されたいと願いながら、今ある仕事を失う事を恐れています。

 

こうした状態から勇気をもって抜け出さない限りは、3次元世界の中での茹でガエルの完成です。

 

「小さな事からコツコツと」そうした変化を積み上げて行けば、それによって大きな変化へと前向きに進んで行く事が出来ます。

 

しかし、自分が起こすべき小さな変化を疎かにして、正義の味方が助けてくれるのを待っていれば、それは完全なる茹でガエルコース間違いなしです。

 

なぜなら、問題は正義の味方がどうこうと言う所ではなく、その「依存的な低波動」をもつ魂の明晰夢は、それに共鳴する「低波動なタイムライン」しか辿る事が出来ないからです。

 

つまり、自分がポジティブで調和的な状態であり続ける限りは、例え世界が転換期を迎える中で大きな混乱が起こり始めたとしても、その魂の明晰夢が、4次元へと繋がるタイムラインから外れる事は無いのだと言う事です。

 

これが、スピリチュアル的な世界観です。

 

物質的な世界観では、自分など取りに足らないちっぽけな存在で、世界情勢次第で人生が決まると言うものですが、それは明晰夢の中での錯覚に過ぎません。

 

より高い視点からの真実は、私達は誰もが自分の世界の創造主であると言う事です。私達は自らの明晰夢の中にありながら、その世界の運命さえをも握っているのです。