「分離・競争的」な価値観によって構築された社会システムの崩壊は、世界規模で起こる出来事になります。そうしたシステムを構築し、世界の覇権国家として君臨して来たのが言うまでも無くアメリカです。正確には、アメリカを支配して来たディープステートになります。

 

つまり、そうして世界に張り巡らされて来た社会システムが崩壊すると言う事は、そのシステムによって世界の富を搾取し続けて来たディープステートによる支配体制が崩壊すると言う事でもあります。

 

 

ディープステートはその崩壊を通じて、より強力に自分達が世界・地球を管理することの出来る管理社会への移行を目指しており、そのモデルケースとなっていたのが中国でした。ただ、ロシア・中国・BRICS諸国やそれに追随する大きな流れによって、その野望は潰えたと言う事が出来ます。

 

その致命傷の1つは「2016年秋のアメリカ大統領選挙によるトランプ政権の誕生」であり、留めとなったのが「2022年冬のロシアによるウクライナ進行」であったと思います。「2018年春に中国で2期目の習近平政権が発足した」事も大きかったと思います。それらはいずれも、ディープステートの手のひらからこれまでの支配体制が零れ落ちる出来事でありました。

 

このトランプ・プーチン・周と言うのは1つの象徴であり、その後ろにはアメリカ軍やロシア地下政府などの後押しがあります。そうした世界の国々がその主張の違いを超えて、「ディープステートによる支配体制を終わらせる」と言う1つの目的に対して広く浅い協力体制を構築した事が、不可能と思われたディープステート支配体制の崩壊に繋がったようです。

 

ただ、ディープステートとの闘争は今も世界中で続いており、ウクライナに続いてイスラエルでも戦争状態に突入しました。

 

ディープステート側(その支配体制によって機能して来た政治・官僚組織など)の人達は、その体制がひっくり返れば自分達がこれまで重ねて来た悪事が暴かれてしまうと言う恐れから、その崩壊を薄々承知しながらもその道を進む事しか出来ない状態にあると思われます。(実際にはその内部でも分裂が起きている様です)

 

ウクライナやイスラエルでは銃弾が飛び交っていますが、日本でもワクチンが飛び交っており、結局は同じことなのです。これは世界規模でのイベントであり、日本はその中心であるアメリカの隣に並んでいた国なのです。

 

アメリカではディープステートの資金源としての米国債が急落し始めており、そのタイミングでイスラエルでの戦争状態となりました。本来であれば「有事のドル買い」で米国債が上昇し始め、米国内での予算案を思い通りに通過させる事が出来ればディープステート側も一息付けるのかも知れません。

 

ただ、ここに来て米国債を手離し始めているBRICS諸国が、今さら米国債に回帰するとも考えにくく、ここからの米国債価格(長期金利)の動向にも注目したい所です。

 

おそらく殆どの人はこうした状況をまるで理解できておらず、ただ漠然とした不安を感じ、そして流されるままにみんなの後を付いて行っている状態にあります。

 

しかし、ここで強く言っておきたい事は、そうしてただ流されるままに進んで行けば、そうした流れを生み出して来た「分離・競争的な社会システムの崩壊」と共に、その渦の中に飲み込まれて行く可能性が極めて高いと言う事です。

 

・自分の頭で考える事!

・ポジティブで調和的な自分軸を保つ事!

 

この2つは、これまでの社会に流されて来た人達にとっては最も難しい事かも知れませんが、スピリチュアルに興味を持って来た人達は「この2つに取り組んで来た人達」であると言う事も出来ます。

 

これをスピリチュアルとしての知識の領域ではなく、ワクワクと調和的に生きる日常の中に実践してきた人達こそが本当の強さを持つ人達になります。しかし、いずれにしてもそうした方向性により強く取り組んで行く事が大切な時間に、踏み込み始めている事は間違いなさそうです。