
京都の短大に入学したばかりの頃で、その日の朝、当方のキャンパスの入り口で配っていた
K大学五月祭のパンフレット。
同じ寮の友人を誘って出かけてみることにした。
目的のK大学についたものの、地理に不案内でどこにいけばいいのか分からず、
時計台の下のベンチで所在なく座っていた時に・・・
「ご見学ですか?」と二人組の男子学生が声をかけてきた。
一緒にいた友人はフォークダンスの輪に入りたいとの希望でフォークダンスで一時間近く過ごしたり、
模擬店で何か食べたりした後、
先の男子大学生が
「お茶でも飲みませんか?」ときた。
パターンだナ、と思って後からついていくと、ん? キャンパス内の学生会館へと入っていく。
お茶、って?
そこで、大きなやかんでお湯を沸かして、紺色に白の水玉模様の器(集会所でよく見るあのタイプ)
でお茶が出てきた、確かに、お茶、だ・・・
ま、そのあと、クラシック喫茶とよばれる、ちゃんとした喫茶店でコーヒーだったかミックスジュース(当時流行っていました!)だったかを飲みながら、次回に会う約束をしましたけれど。
その人はその後、カレシとなり、遠距離恋愛の相手となり、私の両親の最大に嫌いな人となり、
夫となり、そして、今、静かにお墓の下に眠っています。
ごがつにじゅうしちにち、私の一生の中で、忘れられない記念日。