かつての恩人アンディ・ウォーホールの死を受け1990年に発表された追悼アルバム『Songs for Drella』からの1曲。去年他界した元ヴェルヴェッツのルー・リードと盟友でありライバルでもあるジョン・ケイルとの共作です。呆けたように一点を凝視して歌うルー、そのルーを見つめる鋭い眼光がイカレポンチさを隠し切れないジョン。緊迫感あふれる2人の演奏に固唾をのんで見守ってしまいます。誇り高きロック詩人であったルー・リード、永遠なり。



実は先日、固唾を飲むのも困難なぐらい辛い出来事がありました。夜の食事中に魚の骨がノドに刺さったのです。以前にも仕事中に刺さったことがありましたが、今回もサバです。サバ!


時間は夜の9時ごろだったと思います。水を飲んでも、うがいをしても、ご飯を丸呑みしても取れません。とても辛く、このまま寝るなんて不可能な状況です。仕方がないので電話してから近場の救急病院へ行くことにしました。この日、そこそこ酒飲んでたんで迷ったんですが、切羽詰まった状態なので許してもらえるかと思い飲△運転で直行しました。良い子は絶対に真似してはいけませんよ。



さて、痛みを堪えながら病院に着くと守衛のおじさんからロビーで待つように言われました。誰もいないロビーで待つこと約20分・・・。


イライラしだした私の前にようやく現れたのが、30代中頃に見える女性の看護師さん。場末のスナックにいるような幾分くたびれた茶髪の女性です。彼女が私に発した最初の言葉が・・。



「まだ刺さってるぅ~?」


初手から何を訊いてくるのか驚きました。馬鹿にしているつもりでしょうか?刺さっているからこんな時間にすっ飛ばしてきたんだよ!と思いながらも小さい声で返事をする善良な私。本当に声を出すのも困難な状態です・・。



すると程なくして今度は25~26歳ぐらいの一見爽やかに見える青年医師がやって来て、病室に案内されました。しかし、目の前の青年医師もホステス風看護師と同じく、イヤそれ以上にタメ口なんです。


「おクチ、ア~ンしてくれるかな?」
「ア~って言ってみて!」
「どの辺に刺さっているか分かるぅ~?」
「あったよ、あった!取れるよ!」
「ちょっと気持ち悪いけど、ガマンしててね♪」



問診表にも43歳と書いたし、見た目で年上だと分かると思うのですが、徹底してタメ口。ぶれることの無いタメ口。丁寧語は使わないつもりのようです。私を挑発しているのでしょうか?小児科に受診しに来たんじゃないかと錯覚してしまいます。


最後、骨が取れた瞬間の青年医師の言葉が・・・。



「良かったね☆」


「良かったですね」だろう!このボンクラ野郎!!その爽やかな笑顔にブチ切れかけた私ですが、社会人として冷静に対応しました。その後清算のためロビーで待っていると守衛のおじさんがやって来ました。

「今日はもう清算が出来ないから、預り金として1万円頂いときます。」


1万円!!!


衝撃のぼったくり&タメ口病院!二度と来ることないと思います。皆さん、サバには気をつけましょうね。




次の日、清算しに行くと1,750円でした・・・。中途半端なオチになっちまったじゃん!