Wishbone Ash(ウィッシュボーン・アッシュ)は、1969年結成の英国のハードロック・バンド。名盤と呼ばれる彼らの1972年の3rdアルバム「ARGUS」(邦題:百眼の巨人アーガス) からの1曲です。兜の鎧をまとった勇者アーガスの姿が幻想的でしびれますね。ジャケットはヒプノシスの作品です。


最近購入したアルバムなのですが、仰々しいほどドラマチックなメロディーは魂を揺さぶります。この手のバンドは男性ファンが殆どだと思うのですが、官能的なツイン・ギターが奏でる壮大で美しい旋律は堪らないものがありますね。大勝負に向かう前に聴くとテンションが上がって気分はバッチコイだと思います。



人は人生のなかで大勝負に挑むことが幾度かあると思います。私にとっての大きな挑戦は初めて走るフルマラソンでした。身の程知らずで何様のつもりだったのでしょうか。贅沢なことに初舞台はハワイのホノルルマラソンです。


ど素人の私ですが、出るからには完走したいものです。この日のために約2か月練習を積み、会社から帰宅する片道約20キロを走ったりもしました。ホノルルマラソンは12月の上旬に開催されるため、サラリーマンの私は会社を休まなくてはなりません。観光は諦めて、走るだけしか出来ないであろう2泊4日の超弾丸コースでの参加。


大会前日にホテルに到着。申し遅れましたが友人のO川くんとの二人で出場です。燃えたぎる闘志を胸に秘めながらも、ひとまず睡眠をとらなければなりません。マラソンは明日の早朝5時スタートなんです。まずは身体を休めて未知の距離である42.195キロに全身全霊で挑みたいですから・・。


ここでテレビを観ていた友人O川くんから、驚きの一言がでました。


「この有料のチャンネルを観てみよう。」

英語は苦手のO川くんですが、どうやらアダ●ト系の番組のようです。


私 「えっ~!!もう寝ようよ。明日早いし・・。」

O川くん 「テンションを上げるために観よう!生きるか死ぬかの大勝負なんだから!せっかくハワイまで来たんだし! う~ん・・。 2種類あるな。スタンダードとエクストリームか・・・。」



O川くん 「エクストリームに決まりだな!!」



これが夜中の2時ごろの会話です。



人生の大一番を、やや充血した目で迎える大バカ野郎2人組。死ぬ気で走った結果、なんとかどちらも完走できました!どうです?名曲も大勝負も何だか値打ちが下がったでしょう?