チクワです(・∀・)
昨日の続きです
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姨捨SAをすっぱつし、
30分ほど走って小布施PAスマートICで高速を降ります。
そして13時59分、降りてすぐの
道の駅 オアシスおぶせに到着。
ここまでのルート↑↑↑
ここでは休憩しつつ産直品を見て歩いたですが、
↑この栗がね、めっちゃ大きいの
3粒食べたら腹一杯になりそうよ
とても賑やかな道の駅。
活気があって良かったな
そうして道の駅を後にし、
広域農道 北信濃くだもの街道をトコトコゆきます。
りんごや栗がたわわになっている木をジロジロしながら走りつつ、30〜40分ほど進んだところでTANAさんがコンビニへ入りました。
(あら、休憩するにはまだ早いけどトイレかな?)
TANA「この先、コンビニがなくなるからさ…」
TANA「ここで寝酒を買っておかないと」
チク「さすがです兄貴〜」
そうして各々好きな寝酒を買い、
店から出たところで、
TANA「宿はすぐそこなんだけど、ちょっと寄り道してくよ」
寄り道?
景色の良い映えスポットでもあるのかな♪
ワクワクしながらすっぱつし、後をついていく。
やがて、徐々に道が狭くボロボロになり、
木が生い茂って暗くなり、
石やら葉っぱやら砂利やら山汁やら
また険道かいっ
この辺りのこんな程度ならなんともなかった。
崖側の段差にさえ気を付ければ良かった。
事件はその後起きたのだ。
このヘアピンは、まぐれでのぼれた。
でもそのすぐ先の
このヘアピンの途中でチクニン停止。※上から見た写真。実際は下からのぼった。
こんな写真じゃ全然伝わらないっっ
あの狭さ…あの勾配…
足元は濡れてるしカーブの真ん中に鉄の蓋あるし
苔生えてるし石も砂利も葉っぱもあるし
蘇る京都の腐道50号。
私はまたしてもニンニンに跨ったまま、
バイクから降りる事も進む事も出来なくなって、
泣く
「怖いっ無理っ怖いっ無理ぃーーーっ」
すると、先に崖(坂)を上がったTANAさんがアイ君を停めて徒歩で降りて来るのが見えた。
本当なら、運転を代わってもらって安全な所までTANAさんに動かして欲しかった。
でも
バイクから降りられないから
それも無理
スタンドを出してバイクを停めたら、
滑ってニンニンが倒れるんじゃないかという恐怖。
はい。
自分でどうにかするしかないのです。
「怖いぃ怖いぃぃもうやだぁぁ帰りたいぃぃ」
と叫びながら、
両足をついたまま半クラで少〜しずつ前へ。
そうして私とニンニンがよちよち歩きをしていると、上からオフ車だったかな、おじいさんライダーが降りてきて、ヘアピンを下りながら私をチラッと見た。
「見ないでぇぇ下りならあたしだって得意だもぉぉん」
鉄の蓋の上も悲鳴を上げながらちまちま進み、
なんとかカーブは曲がり終えた。
そんなわけがないのに、
鉄の蓋に乗ったらツルンとタイヤが滑るとイメージが出来ちゃってるのね、きっと。
TANA「この先は道が広くなるから」
TANAさんが言いました。
(そんなこと言って実はまだこんなカーブがいくつもあるんだろう!)
すっかり心が擦り切れてしまったチクちゃん。
恐怖は人の心を蝕みます。
そうして、
愛する人を疑いながらゆっくりとあとをついて行くと、そこから先は確かに道幅も広くなって、
15時09分、崖の上(山の上)の駐車場に到着。
あんな恐ろしい道を走らせてさっっ!!
もう離婚よ!離婚!!
という気持ちと、
醜態を晒しちゃったなテヘヘヘヘ
という恥ずかしい気持ちが入り交じるチクワ。
多分ここで会話をしてるはずだけど、
まるっきし記憶にありません
昼間走った蕎麦屋までの険道も怖かったけど、
こっちの方がはるかに苦手。
...とにかく無事に上がってこられて良かった。
で、
ここはどこ?
続く