チクワです(・∀・)




私の、7人いる親友の中の1人、


林君(女)


※3つ年上

※B型ではない。でも何型か忘れた

※独身

※超面食い

※漢字に弱い

※蜘蛛が大の苦手・からかうとマジ切れ

※ど変態



彼女はブログはやっていないんですが、

それはもう、

私の事が大好きで大好きで…指差し愛飛び出すハート


このブログも、いつも読んでくれているようです。





彼女との出会いは今から6年前。


前の会社で、私が面接をして採用を決めたのが林君でした。



当時、私は会社を辞めるつもりで、

毎日何人も何人も自分の後任となる人を面接して実はもうめぼしい人を決めていたんですが、

転職サイトの掲載期間残り1日のところで最後に履歴書が届いたのが林君でした。



当時、私は経理と労務を1人で担っていたので、

採用するなら経験者が良かった。

即戦力になるし、引き継ぎも楽ですんなり辞められるからね。



私は、面接をする時、

その人が所持している資格より実務経験を重視します。


特に経理や労務は、資格だけ持っていても実務経験がなければ意味が無いと私は考えます。

※あくまでも個人的見解です


だからむしろ、資格はなくても実務経験が豊富ならそちらを選びたい。




林君の履歴書を見ると、事務経験自体がそれほど無いようでした。


転職理由の欄には確か、

【ここらで落ち着いた職に就きたい】

的な事が書いてあったような。



年齢は私より3つ上。


独身。


当時はまだ私も独身だったかな(今もだけど真顔)。


分かるよ、会ったこともない林さん。


このくらいの歳まで独身でいると、嫌でも一生独身の人生を考えて、少しずつ準備を始めなきゃって、思うよね…




履歴書には、おそらく小柄で頑固そうな女がニヤリと笑う写真が貼られていました。




(ま、時間潰しで面接してみるか←酷い)




そうして面接日当日。


私の目の前に現れた林君は予想通り小柄で、

細っこくて、

すげー頑固そうな女でした真顔


私、面接するの苦手なんですけど(だって知らない人と何を話せばいいのよ…)、

林君は、私が何を聞いてもにニヤニヤとニヤつきながら当たり障りのない返答を繰り返しました。


悪い人じゃないのは間違いなかった。


なんだか分からないけど、

妙に親近感を感じたのよねぇ…。




実はね、

この人でいっかなーと目星を付けていた人、

実務経験こそあれど、絶対私とはウマが合わないだろうな、と感じていたんですよ。


お高くとまってセレブぶってるオバサン、

視線のやり方が高圧的で、

服のセンスも見栄の塊みたいで到底好かんやった。


この鼻、どうやってへし折ったろかって、

面接しながらずっと考えてたもん真顔ダメじゃん




林君が面接を終えて帰った後、私は考えた。


引き継ぎの期間だけとは言え、

実務経験のあるいけ好かないオバサンと2人きりでストレスを感じながら仕事をするのと、


引き継ぎに時間はかかるかもしれないけど、

未経験の妙に気になる面白そうな人(林君)と仕事をするのと、どっちがいい?




それから2日後。




どの人にも、採用、不採用の返事は1週間以内にする、と伝えてあったんですが、面接から2日しか経っていないその日、林君から会社に着電あり。


「あの、非常識なのは分かっているんですが…

採用不採用のお返事を早く貰えないでしょうか





そう聞かれたかどうかは定かではない。


でも、

そういうニュアンスの事を聞かれたのは確か。





…面接結果を催促する女……





はい、採用。







それから約2年間。


狭い事務所で林君と私は2人きり。


実働8時間のうち、6時間は喋って過ごしてました。

結局私はそれから4年間会社を辞めなかった。

って言うか、林君が先に辞めた(笑)


林君は、B型を扱うのが上手い。


B型をいい気分で木に登らせて、

下からニヤニヤ見ているタイプ。


そう


私達はとってもウマが合った。





以下、

「林君が入社したのはいつだっけ?」

から始まった思い出話。


昨晩の、林君と私のLINEのやりとりです。




【訳文】

私も林君もカップ麺のもやしそばが大好物。

会社近くのコンビニに売っているもやしそばは、2年間、私と林君で買い占めていたと言って過言ではない。

朝コンビニに寄ってもやしそばが完売していると、林君の仕業と恨んだものだった。そしてそんな時、会社に行くとほぼ確実に林君のデスクにもやしそばが置いてあった。


窓拭きで閉め出されて…のくだりは、

年末、仕事納めの寒い日に林君がベランダへ出て窓拭きをしてくれたんだけど、私が可愛い悪戯心で窓の鍵を閉めて締め出した事を未だにたぬきの様に根に持っている、という話。

↑その時の様子を描いた林画伯のイラスト。


スズメの観察のくだりは、

ある小春日和の午後、私がふと外を見ると窓の外に立っている鉄柱の中にスズメが入っていく瞬間を目撃。きっと鉄柱の中でたまごを産んで育てているんだと思い、それから毎日、仕事もしないで観察開始。カラスが来ると追い払っていた日々の事を言っている。


たまにチクワさんがグレて煙草🚬のくだりは、

社長の仕事の仕方に腹わた煮えくり返っていた私が、怒りがピークに達すると自分を落ち着かせる為にベランダへ出て煙草を吸っていた、という話(社内禁煙)。

私は一昨年まで煙草吸いでしたが(マルボロライト教)、基本的にお酒を呑む時しか吸わなかったのが仕事中にストレスでグレて吸っていた、という話。






【訳文】

緑茶用と、カフェオレ用のマグカップを会社に持ち込んでいた私。たまたま、本当にいつもたまたま、タイミング的にそうであったが為に帰り際に林君が洗ってくれた、という、ただそれだけの話。決して、頃合いを見てキッチンにマグカップを置いていた、などという事は無い。日々たまたま、そう、たまたまの連続だったのである。2年間。






色んな味の煎餅が、1つ1つ小分けになっている煎餅セット。私、ザラメとワサビがダメで、胡麻とか海苔とかエビ味ばかり食べていたの。そして残り物を林君が食べるという…林君可哀想ひらめき






【訳文】

社長は週に一度会社に来るか来ないかの上になかなか連絡も取れない人(電話NG、連絡が取りたければメールを送ってレス待ち、数日返信が無い事はザラ)。

だもんで、諸々決裁が欲しくても貰えず、当然従業員からも取引先からも社長はどこだ!どーなってんだと非難GOGO。板挟みとなる私はいつも方々に頭を下げて謝罪し、業績不振で給料が払えなかった時も私が従業員一人一人に電話をかけて謝罪をし、その間社長は捕まらず。これじゃ誰が社長か分かんねーじゃねーかコノヤローと怒り狂いながら働いてました。

そんな感じだから、社長が珍しく会社に来ても、それがたとえ真夏の暑い日でも私は決して飲み物を出さなかったんです。小さな抵抗と言うか、小さな罰です。

でも当時、私より社長の事が嫌いだった林君は、そんな汗だくの社長を不憫に思っていつもお茶を出したんですよ。なんて良い人なの、林君不安という話。




…思い出話に花が咲き、

ついつい文章ばかりの長文になってしまいました。


私が林君の事が大好きなのが伝わったでしょうか。


「黙ってりゃいい女なのになぁ…」

「毛玉だらけのタイツ履かないで下さいよ…」

が口癖の林君。

そんな憎まれ口叩いても、私への愛、ダダ漏れだぞ!


コロナが落ち着いたらまた呑みに行こうよ。

貴女の好きなワインバーでいいよ。

私、白ならいけるからちゅーやたらと陽気になるけど。


でも、海老のアヒージョは絶対頼むし、

海老は9割私が食べるからね?

林君にはキノコとオイルをあげる。

あと海老1匹。




最後に。




ファンが多い、林画伯の最新作を。




ここんとこ、ちょっと痩せちまったチクワ。


林君「そんなんでバイクに乗ったら一反木綿みたいにヒラヒラ飛びますよ?」


そう言った後に送られてきたイラストです。