牙狼が好き(サブタイトル:ぬくもり)/Adult Chirdlen

作詩・作曲:KAZYTOSHI SUNAYAMA  



もしもまだ 大当りの願いがひとつ叶うとしたら

そんな空想を広げ

一日中ぼんやり過ごせば

月も濁る杉並の夜だ

そしてひねり打ちながら出した答えは




牙狼が好き

僕が生きる上でこれ以上の意味は無くたっていい

夜の淵  アパートの脇

くたびれた自販機で二つ faboのコーヒーを買って





僕の手で真・魔戒ラッシュが引けるとしたら

それは素敵だけど

君もまた僕と似たような

誰にも踏み込まれたくない

単発を隠し持っているんだろう



牙狼が好き

この響きに潜んでいるヤバいハマりの匂いがしても

繰り返し 繰り返し

煮え切らない連チャンによって 上皿を焦がして



歩道橋の上には 見慣れてしまった

濁った月が浮かんでいて

汚れていってしまう 僕らにそっと

あぁ 空しく何かを訴えている



牙狼が好き

僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい

夜の淵 当りを待ち

行き場のない怒りをまた店長の車にぶつけて


牙狼が好き 牙狼が好き

煮え切らないコーヒーガールの態度に 余り玉全力投球