昨日は杉並六本木ヒルズの自宅にて、

Mステ10時間スペシャルを観ていたんですね、

実に10時間キッチリと。

お目当てはレベッカ、

そしてX JAPANだったのですが、

いやホントに良かった。

直前に小室の哲っちゃんも出ているなら、

V2再結成してくれりゃいいのにとか、

PATAさんは何で半笑いだったのかとか、

いろいろ言いたい&気になることはありましたがまあ、

Toshiさんもしっかり声が出てましたし言うことナシです。

懐かし映像の中で背後にHIDEやTAIJIが映っていたのが、

ちょっとしんみりしちゃいましたけどね…







で。

そんなことを考えていたら急に私の高校時代の出来事、

いきなり思い出して腹が立ってきちゃいましてね、

これは確かブログに書いたこと無いわと思いましてね、

ちょっと今日は言わせてもらいますわ。


アレは確か私が高校3年生の時だったと思うんスけど、

友達から「彼女と行けなくなったからコレ売ってあげるよ」と言われて、

2枚のチケットを譲ってもらったんですわ。

それが「X」のライブチケットでしてね、

そりゃもうテンション上がるわけですわ、

「ええっ!?

ホントにイイのっ!?

代わりに俺のカラダを求めてくるんじゃないのっ!?

感じてみろ、

叫んでみろって、

俺の乳首をいじくり倒すつもりなんじゃないの?

ウィークエンドに。

俺の尻の穴を使って、

赤唐辛子の詰め放題とかするつもりなんじゃないの?

紅に染まったこの俺を慰めるヤツは毛利元就…」

みたいなことを口走ったと思いますよ、

ええ、

ええ、

ええ。



でソイツは、

「お金はライブの後でいいから」

なんて孝行息子みたいなことを言うもんですからね、

「あああありがとうっ!!

HIDEちゃんに会ったらお前のこともヨロシク言っとくね」

とか言ったんじゃないかと思いますよ、

実際に会ったら絶対忘れちゃうクセに。

ええ、

ええ、

ええ。



で、

いざ当日ですわ。

YOSHIKIの大ファンの男友達を誘ってさ、

行きましたよ東京ベイNKホールに。

なつかしいでしょNKホール。

西川口じゃないよ?

舞浜にあったんだよ当時。

オスとメスのネズ公がいる例の遊園地がある駅だよ、

あそこにあったんだよ?





二人してさ、

そりゃもうテンションMAXだったさ。

そりゃそうだよ、

Xのライブだよ?

俺もファーストアルバムの「BLUE BLOOD」は、

発売初日に買ったもんね。

ツレもXの大ファンでね、

二人とも道中ずーっとXジャンプですよ、

両手でバッテン作って路上で飛びましたよ、

おおはしゃぎでしたよ。



そんでもって会場に入りますわね、

二人とも満面の笑顔で。

ニコニコ動画ならぬニコニコ人間ですよ、

だってもうすぐYOSHIKIが叩くのよドラムを。

そして倒れちゃうのよ?

エンドレスなレインが見れちゃうんだよ?

すっげーハイテンションですよ相変わらず。

もうすぐYOSHIKIが目の前に出てくるんですから。

HIDEのギターを弾く姿をお目にかかれるんですから。


で、

いざ開演時間ですよ。


「おや…?

ようすが  へんだぞ…?」



何て説明すればいいんですかね?

ステージが映画館みたいな感じなんですよ。

白くて大きいスクリーンがドーンって張り巡らされてるんスよ。



「あやしいぞ~」

って思うとほぼ同時ですかね、

そのスクリーンに、

プロモーションビデオが映し出されたんスよね…




でもまだ信じられませんわ二人とも。

「…こ、

この後で幕が破れてYOSHIKIが出てくるんだよね?」

「…うん、

き、きっとHIDEちゃんも出てくるよたぶん…」




はい、

出ませんでした~。








・・・気まずい雰囲気の中で、

その「上映会」はしめやかに終わりまして、

帰りの電車は二人ともパーフェクト・オブ・告別式

ポケットの中のチケットにはこう書いてありましたよ、


FILM  GIGS



と。






あの時のチケット代って確か払ってなかった気がするな~。

けど、

むしろ罰金を払わせたいぐらいの心境だったんでね、

もう請求の時効も成立してますからね、

許してケロ。