世間ではいつの間にか「スーツにスニーカー」という着こなしがオッケー、

というようなカジュアルな時代になっていたようで、

ちょっとネットで検索すると、

「今、スーツに似合うスニーカーはコレ!!」

みたいな記事がパラパラと見つかりますね。



実は私も最近スニーカーを履いて出勤しておりまして、

軽快かつ爽快な足取りで職場と自宅を往復しているのですが、

いやはや今までの重い皮靴を履いて歩いていた憂鬱な道のりがウソのようです。

わかりやすく言うと今までの通勤がエドモンド本田スタイルだとすると、

現在の通勤はバルログ、

もしくはブランカです(ローソンの入り口にしゃがみ込んで放電)。

この喜びは出来る限り皆様にオススメしなければならないと、

私はいまこうしてブログを書いている次第であります。





…しかしここで哀しい事実をお伝えしなければならないのです。

スニーカー男子ってのはアレでですよ、

20代半ば~アラサークラスの若手リーマンもしくは、

長身イケメン極太陰茎みたいなモデルっぽい男子がやるからこそ、

女子はキュンっと、

熟女はジュンっと、

老女はポックリ
としちゃう訳ですよ。

それが絵になるからイイんですよ。

これを40歳オーバーのオッサン、

しかもベテラン下着ドロみたいな容疑者フェイスの私がやっても、

女子はウンザリ、

熟女は黙殺、

老女は髪を振り乱して塩をまく、

みたいな感じでちっとも美しくありませんよ。

スニーカー通勤をはじめて約2週間、

道行く女性たちが私の足元&泥棒フェイスに注ぐ視線のレーザービームは、

決して好意的な色をしていないのです。






とはいえ既に慣れ親しんだスニーカーの快適さ、

これをいまさらヤメるなんてできません私。

世間の目など気にせず今日も今日とてスニーカーで出勤しておりますが、

道ですれ違う若奥様から、

「あのオジサンがスニーカーを履いているのは、

もしかして下着を盗んでいるのがバレた時にスグに逃げられるように、

という理由からじゃないかしらっ!?」

そう思われているような気がしてならないので、

せめてスニーカーからウォーキングシューズに変えようかな、

そして成人向け雑誌は手に持たずカバンの中に入れて持ち歩こうかな、

と、迷っているところでございます。