とある理由でアダルトDVDを入手する必要に迫られる事態がありまして、

それならばと思い先日、水道橋近辺を歩いておりました。


なぜそんなところに出向いたかと申しますと、

私は大学が九段下にあったので神田や水道橋近辺は当時の庭で、

その界隈を中心としてパチンコに興じたり、

アダルトビデオを入手したり、

古本屋をのぞいてみたり、

安くてウマいメシ屋を探してみたりしていたのです。


事実、

今から15年以上前の水道橋~神保町界隈にかけては、

アダルトビデオ専門店が軒を並べておりまして、

我が性春の1ページを黄色く汚すのに一役も二役も買っていた、

という訳なのでございます。




ところが。

時代の流れとは何とも残酷かつ非情なものです。

あれだけ栄華を誇っていたアダルトビデオショップ。

それらはものの見事に壊滅しておりまして、

それどころかエロスの香り漂うもの、

いかがわしさの残る建物、

安っぽい油で汚れた看板を掲げた天丼屋さえも無くなっておりまして、

後に建ったのはどこにでもあるような、

目減りした学生のために申し訳程度にある、

小奇麗な牛丼チェーン店とかハンバーガー屋が数軒。





デローンとした乳(にゅう)を恥じらいもなくさらけ出し、

ヨダレを垂らしながら白目をむいているナース姿の茶髪ギャル。

そんな女のポスターがカベに何枚も貼られた酸性の空気漂う店内で、

あの頃のように思う存分アダルトDVDを物色する自分の姿を思い描いていたのですが、

もはやアダルトはとっくの昔から、

動画のダウンロードが主流になっていたのですよね…



そんなわけで(どんなわけだ?)、

しばらくはノスタルジックなアダルト論も交えつつのブログ更新となります。

後ろから挿入されるのを待ちわびつつ、

後、ご期待(やや誤字)。